★研究・調査★『未成年のお子さんにがんであると伝えることは、多くの方が経験される困難である』(2022.7.4NEWS)
2019年にキャンサーペアレンツのみなさまにご協力いただきましたアンケート調査結果をまとめた論文が、査読付き英文誌「Supportive Care in Cancer」に掲載されました。
内容は下記のようになります。
未成年のお子さんを持つがん患者さんの74%の方は、がんであることをお子さんに伝えていらっしゃいました。
お子さんにがんであることを伝えている方は、「お子さんがどんな気持ちでいるのか知りたい」と回答された方が多かったです。
お子さんにがんであることを伝えていない方は、「お子さんに病状についてどう説明していいかわからない」と回答された方が多く、「自分のつらい姿をお子さんに見せたくない」と回答される方が多い傾向にありました。
また、ご自身が亡くなる可能性についてお子さんに話したことがある、と回答された方の割合は、がんと伝えた方で42%、がんと伝えていない方で6%でした。ご自身が亡くなる可能性について、お子さんに伝えることはさらなる困難であり、多くの方がお子さんにどこまで、何を伝えるべきか悩まれていることが示唆されます。
医療従事者は、患者さんがお子さんとのコミュニケーションで直面する困難について話し合う必要があり、一人ひとりのニーズに合わせた多角的なサポートを提供することが重要であると考えられました。
お子さんにがんであることを伝えている方は、「お子さんがどんな気持ちでいるのか知りたい」と回答された方が多かったです。
お子さんにがんであることを伝えていない方は、「お子さんに病状についてどう説明していいかわからない」と回答された方が多く、「自分のつらい姿をお子さんに見せたくない」と回答される方が多い傾向にありました。
また、ご自身が亡くなる可能性についてお子さんに話したことがある、と回答された方の割合は、がんと伝えた方で42%、がんと伝えていない方で6%でした。ご自身が亡くなる可能性について、お子さんに伝えることはさらなる困難であり、多くの方がお子さんにどこまで、何を伝えるべきか悩まれていることが示唆されます。
医療従事者は、患者さんがお子さんとのコミュニケーションで直面する困難について話し合う必要があり、一人ひとりのニーズに合わせた多角的なサポートを提供することが重要であると考えられました。
キャンサーペアレンツ会員のみなさま、メディリードさま、国立がん研究センター東病院さま、ご協力・ご支援くださるみなさまのお力添えのもと、これからもより多くの声を発信できるよう取り組んでいきたいと思っています。
みなさま、いつもありがとうございます。