こどもをもつがん患者でつながろう

★研究・調査★『コロナ禍において、未成年の子どもを持つがん患者さんは強い心理的ストレスを感じている方の割合が高く、そうした方は行動制限の緩和に不安を抱えている可能性が高い』(2023.5.17NEWS)

2022年12月から2023年1月にキャンサーペアレンツのみなさまにご協力いただきましたアンケート調査の結果が、2023年4月に東京で開催された第31回日本医学会総会のプログラム一部である6NCリトリートポスターセッションで発表されました。
(研究代表 国立がん研究センター東病院 緩和医療科 小杉 和博先生)

【内容は下記のようになります】

■新型コロナウイルスのオミクロン株による第8波の流行中に、未成年のお子さんを持つがん患者さんの約60%の方が、強い心理的なストレス状態にあることがわかりました。

■強い心理的なストレス状態のある方は、そうでない方と比べて、「自分の感染リスクのために、子どもや家族の生活を制限しているかもしれない」「家族や友人の集まりに参加することに抵抗がある」「行動制限の緩和が進むことを不安に思う」「自分の周りの人にはマスクをしてほしい」と回答された方が多い結果となりました。

■新型コロナウイルスへの対応が社会的に変化していく中で、こうした悩みを抱えている方が多くいることを認識し、適切なサポート体制を構築する必要があると考えられました。


◎発表ポスターは こちらより

◎メディリードさまHP NEWS
未成年の子どもを持つがん患者のコロナ禍での精神的健康と日常生活の変化と不安~メディリードが調査協力~

みなさま、いつもこうして「声」の発信にご協力・ご参加いただきましてありがとうございます。
がんと向き合いながらも生きやすい社会の実現に向けて、今後も研究・調査等へのご協力についてお声がけをさせていただくことがあるかと思います。
みなさまのご無理のない範囲で、ご協力いただけますと幸いです。

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キャンサーペアレンツ会員のみなさま、国立がん研究センター東病院さま、メディリードさま、ご協力・ご支援くださるみなさまのお力添えのもと、これからもより多くの声を発信できるよう取り組んでいきたいと思っています。

みなさま、いつもありがとうございます。

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