★研究・調査★「子育て中のがん患者とその子どもへのオンラインを利用したサポート」研究報告(2023.6.12NEWS)
2022年4月~12月にお声がけさせていただき実施されました「子育て中のがん患者とその子どもへのオンラインを利用したサポート」に関する研究について、福井県済生会病院 柴田麻美さまより研究報告をいただきました。
研究にご参加・ご協力いただきましたみなさま、ありがとうございました。
【結果の概要】
・子どもにとってオンラインのクライムは楽しく、思いや感情を表現できる場となっていた
・子どもは親ががんの子どもが一人ではないということに気づける機会となった
・親にとっては、子どもがオンラインのクライムに参加したことで、親のがんを正しく理解できるようなったと感じたり、感情をうまく表現できるようなったと思ったりなど、親が子どもに感じる変化が多くみられていた
・オンラインの方が対面よりも、出かける手間であったりスケジュールの調整が楽であったり、親の体調や治療のスケジュールに左右されにくく参加しやすかったというご意見もあった
オンラインのクライムは、学童期の子どもをもつがん患者さんとのその子どものさんへの有効な支援方法であることが実証されました。
◎研究報告書は こちらより 〈公益財団法人 がん研究振興財団「がんサバイバーシップ研究支援事業」掲載〉
みなさまが届けてくださる「声」が、社会へ働きかけるきっかけとなり、がんと向かいながらも生きていきやすい社会へとつながっていけたらと思っております。
いつもありがとうございます。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。