2017-02-06 21:33:18
ホリエモンの活動 予防医療普及協会
日記
ホリエモンさんが予防医療普及協会を立ち上げて活動してます。
なかなか面白い活動です。
その中で以下のようなコメントがあるサイトにありました。残念ながら有料サイトなので下記に転記します。
胃がんの検査はバリウム検査では見つけられないと思って知り合いにはカメラを薦めてました。
しかし、有効性があるそうです。
私はこの中で出てくる上村先生という方を存じ上げないのでよくわからないところがありますが・・
予防医療普及協会はとても面白い活動をされてます。
ご存じないようでしたらぜひ知り合いに教えてあげてください。
「ぴ」と「毎年うんち」
あとクラウドファンディングの勉強にもなります。
以下ホリエモンのコメントです。
予防医療普及協会というのを昨年立ち上げまして(http://yobolife.jp/) 胃がんの原因であるピロリ菌の検査及び除菌の啓蒙活動をしています。
なので、予防医療という横串で様々な科の医者と交流して情報を得ていると面白い事がわかって来ます。
わたしも内視鏡一択だと思っていたのですが、実はピロリ菌と胃癌の関係の研究で権威の上村先生と話しててなるほどなーと思ったのがこのバリウム検査の有効性についてでした。
胃のレントゲン画像の淵の部分の滑らかさ具合でピロリ菌の感染の有無がかなりの精度でわかるのだそうです。
目から鱗でした。もちろん読影する医師のスキル次第で読影できる医師が決定的に不足しているのですが、これこそディープラーニングの得意分野だなあと。
それきっかけに予防医療普及協会で胃のレントゲン写真のAI解析ができないか検討しています。
また早期胃癌に関してもAIであれば読影する医師のスキルによらずかなりスクリーニングできるかも。
バリウム検査の利点は既に全国的な検診ネットワークが存在していること。しかも医療リテラリーが低そうな高齢者が習慣的に受けていること。既得権をうまく利用すれば胃癌が劇的に減るかもしれません。
ありがとう!をしている会員
コダック
個人的に、ホリエモンはあまり好きではありませんが、こういう活動はどんどんやって欲しいですね。
2017-02-06 22:06:39
cyberoptic
確かにこの手の診断にはAIが効きそうなので、そこに対する投資・研究は盛んになってほしいですね。
一方で、彼らの活動の広報分野については、警鐘を鳴らしている専門家もいますね。
http://masaruoba.hatenablog.com/entry/2017/01/05/182837
2017-02-06 22:25:42
ysk
予防医療の啓蒙は僕も賛成します。
特に歯科医療は明らかに日本だけ遅れているので、積極的に啓蒙すべきだと感じます。
ピロリ菌由来が何パーセントかは現時点で不明なので99%は言い過ぎですが、僕も日本の胃がんの過半数はピロリ菌だと思います。
(そう考えると納得できる事がかなり多いです。)
大腸がんは便潜血の偽陰性率がそこそこ高いので、血液検査と両方やった方がいい気がしますね。
便潜血の受診率が低いのは確かに問題ですが、便潜血やってるから大丈夫と思われるのはちょっと怖いです。
ついでに重粒子線も。
これはホリエモンが間違っている気がします。
そもそも予防医療じゃないです。。
また、重粒子線は効果が高いことは立証されてますが、副作用も強いことが分かっています。
しかも放射線科医の腕に依存するので、リスクとベネフィットの比率が推定できずに保健適用の議論が棚上げになったままです。
機械のコストも高いので、少数の病院に配置して腕のいい放射線科医にのみやらせるというのは理にかなっていると思います。
日本はそもそも放射線科医が米国に比べて少ないので、まずそちらの改善が重要な気がします。
(予防医療普及協会もピロリ菌にのみ反論してますね。)
2017-02-07 11:02:52
SHAN
コメントありがとうございます。
ホリエモンはいろいろあろうかと思いますが、この活動を通して少しでも早期発見される方が増えることがあれば、うれしいです。
もし、私がここに投稿することによって誰か一人でも検査をする人が出てくれれば・・・
この病気になる以前の自分の無知さが情けないです。
ホリエモンの発信力(負の部分も)もすごいと思いますが、がん患者の発信力特に身近な人へ影響力は大きいと思います。
2017-02-07 20:55:02