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ハムだぁ!

滋賀県 / 肺がん / ステージ4

2018-03-02 15:37:38

日々の幸せ

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日記

入院中にメモしたことは多い



ノートを見返して、生命の危機を

ギリギリで乗り越えた時のメモの一つを

残しておこうと思います。





日常の中にそんなに爆発的なハッピーは存在しない。

もちろんイベントのような時ははち切れる時もあるけど

日常はそんなことない



そんな日常でも、少し余裕をもち、見方を変えれば

そこにふふふと思えることってけっこう多い



電車の中の何気ない人の行動や

家の中のこどもの動き

何なら足元に生えている草や虫

自然の動きだってみようによっては面白い



その感性は人によって違うはずだが

きっと誰もが持ち合わせている



ただ気づくかどうかが問題なんかな



今やスマホやパソコンの画面が私たちの日常の視界に

どれだけの割合を与えているんだろうか?

かなりの時間見てません?



移動中、家の中、寝る前、起きてすぐ

仕事中、家事中



そこから、もちろんいっぱい世界の情報が得られるし

興味のあることを探索できる



けど

感性が鈍るようでならない



とかいう私もこうやって文字を打つ時に

画面みてるわけですが





でもね

日常の中の幸せってスマホの画面より

けっこう目の前に転がってたり

見えなくても自分の頭の中にあったりするから

その時間を見つめ直す方が僕はなんだか

幸せなような気がする



死にそうになった時はそんなことを考えも出来ないぐらい

身体が苦しく、痛くなったけど

痛みがとれ、症状がおさまった今



改めて自分の幸せな時間ってなんだろうなと

思い返してたら

そんなことを考えてた



生きてるだけでもありがたいけど

生きてても幸せじゃなかったら

それは不幸だよね

当たり前か



人は考えようで幸せにも不幸にもなる

生き物



ならば幸せを感じるようにすれば良い

でもそれって当たり前のようで

簡単じゃない



だから

身の回りの中から見つけ出し

それを幸せと感じる心を持つことが

息苦しい現代には必要なようでならない



まずはスマホの10分を

目の前のことに集中する10分に切り替えてはどうか



それが今の私の日々の中の幸せのカタチが

浮かび上がってくるような気がする



そんなことを動けぬベッドの上で

スマホにメモしていた


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