こどもをもつがん患者でつながろう

ハムだぁ!

滋賀県 / 肺がん / ステージ4

2018-03-05 08:34:11

がんとお金

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日記

読んでいただきありがとうございます。

こちらキャンサーペアレンツでの投稿は
しばらくは自身のブログで以前に投稿していた内容から
抜粋して投稿させていただきます…
ご了承ください


では、どうぞぉ


今回はがんとお金の話をしようと思います。

一般的な病院で受ける外科手術や化学療法、

放射線治療などの標準治療を受ける場合
健康保険の高額療養費制度によって
月の限度額があるのは有難い

所得に応じて限度額も変わるが
平均的な値として月8万円強はかかる。

長期間の治療を要して通院や入院をする治療の場合は
それなりに期間もかかり、費用もかかり

また、治療費が大きいのが保険適応外となる
陽子線や重粒子線治療等の先進医療や
免疫療法等の自由診療である。

標準治療以外の治療を受けようとすると
場所によって価格も変動するが陽子線治療は

概ね300万円弱


自由診療の免疫療法も場所や回数によって、

大きく変動するが

概ね200万円弱


100万円単位で治療費がかかる

私は保険に入っていなかったので
標準治療以外を受けたいと考えた場合
自費になるので、大きな出費となる。

がん保険に入っていれば
先進医療や自由診療もカバーしている保険があるとのこと
がんになってから知った。

なので、保険の大切さ
今更、身にしみています。

ただし、統計によると
がんは男女共に50歳以上から徐々に増え始め
65歳以上で本格化するようで
20代・30代で癌になる確率は、

1000人に1人と極めて低い。


「命より大切なものはない。
だから、お金を惜しむな」
よく分かります

かかる医療費の支出だけでなく、
食事療法をする場合の食費、

栄養補助(サプリ等含めた)費用
諸々やればやるほどかかります


収入に関しては、会社の支援も有難く受けながら
有給休暇や傷病手当金、医療費控除などの制度を
活用させていただき、
生活に必要な一定のお金をもらっています。

しかし、子育て世代の夫の私にとって
子どもの今後のこと、家族が生活していくこと
それも考えなくてはならない

日々、家族の大切さを感じつつも
それを守ることも父の務めというもの

また、周りのサポートへも感謝している

もちろん身体を復活させて
社会復帰することで
また、諸々返していけば良いか
という想いもありつつ
転移再発を起こし長引く場合も有り得る

そんなこんなで
がん治療とお金というものは
切っても切り離せないことなのだ

何とかなるさぁ!と もちろん希望を持ちつつ
どこかでリスクに対しても考えておかなくては
長期戦となるがん治療には
立ち向かっていけない

私は現在、自宅療養のおかげもあり
告知前後の期間よりもかなり落ち着き
むしろ、前よりも元気なのではないか
と思うほど、身体の調子は良い

しかし、実際は身体の中には
がん細胞は変わらずいるもので
不思議なものである。


がん患者というのは
このように落ち着いてるように見えて
例え がんがいなくなっても、また現われることもあり

どこかで不安も隣り合わせで
その不安の部分ばかりみていると
精神的に弱り、がんが育ちやすい状況になってしまう

だからこそ
強い気持ちや信念、覚悟が必要なような気がする。

フィジカルとメンタルのコントロール
治療の戦略や戦術、サポート体制
総合的に考え、立ち向かっていく

このように復活劇は続くようだ…


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