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とまと

北海道 / 乳がん / ステージ4

2018-04-20 15:22:52

生きてるだけでまるもうけ②

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日記

乳がんと診断され、治療を始めるまでの葛藤があったけど、2人のDr.の人として本音で語られた一言で、治療に踏み切る事が出来ました。
2011年6月、CTの画像を見ながら、淡々と話は進む。私の肺、プラネタリウムみたい、あるいはドット模様。肺の多発転移。他にも腋窩、鎖骨の上下。触ってもゴロゴロしてた。原発は5〜6cm。
転移があるので手術は、出来ない。抗がん剤の治療が優先と薬についても説明を受けた。でも、「9月にバレエの発表会があるからそれが終わってからではだめですか?」だって、今は何の症状もないのに治療と言うのがピンと来なかった。治療に踏み切れない私に、外科の主治医は、「参考になるかはわからないけど、僕の奥さんなら迷わず治療を進める」と言ってくれた。
もう1人、普段から通うクリニックのDr.。最初脇の下にシコリがあると相談し、すぐに総合病院へと連絡をしてくださったDr.。検査結果を話に行き、どーしたらいいのか、泣く泣く相談をした所、またすぐに乳腺専門医を紹介して下さり、セカンドオピニオンを受ける事が出来た。そこでは、乳がんの治療は、ガイドラインがありどこの病院でも同じ治療が受けれる事や抗がん剤治療しても日常生活は、送れる事など丁寧に話して下さった。
クリニックのDr.は、セカンドオピニオンの結果を話に行った時、治療で脱毛するのを躊躇っていた私に、「カツラはだめか?今のはよく出来てるぞ!」
この言葉で、なんだか 私は楽になった。
2人のDr.の、気持ちから出た一言で私は救われて 治療を始める事が出来て 今がある。
常に気持ちは、揺らいでいるので医療者としてではなくて、その人の気持ちから出た一言に背中を押されます。後に手術を受ける事になるのだけど、その時も、外来の看護師さんの「お子さんはまだ小さいのだから、絶対にするべきよ」その一言にも救われました。

沢山、ありがとうや応援します、をいただきありがとうございます。メールがCPでいっぱいになりびっくりしました。
「生きてるだけでまるもうけ」は、大好きな明石家さんまちゃんが言ってた言葉です。


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