2018-12-14 10:26:23
がんと仕事のはなし
日記
がんで解雇されたドイヒーな話がちらほら見られますが
私も今年クビみたいな形になりました(/--)/
こんなケースもあるよと伝えたかったので書いてみます。
最初にがんと診断されたとき
仕事してますか?辞めないでください
と真っ先に先生や看護師さんから言われました。
出産前に退職して当時は主婦だったんで関係ないやーという感じ。
治療を開始してかなり体調がよくなった矢先、
前の職場から繁忙期だけ仕事を手伝ってもらえないかと連絡がきました。
がんなのに働けるのか?
病気のことは言うべきか?
こんな自分をまた必要としてくれるなんて嬉しい!
もう仕事できるのは最後かもしれない!
期待や不安がいろいろありましたが
家族とも相談して引き受けることに。
ラッキーなことに時間や日にち等は決めていいと言われたのです。
しかも時給がめちゃくちゃイイ!(ここ重要)
がんですって言ったら断られるかな?と思ったりもして、
伝えたときはびっくりされたけど、それでも手伝ってほしいと言われてすごく嬉しかったです。
仕事の日は子供を夫の両親にみてもらえることになり仕事を始めました。
仕事中は病気のことも忘れてリフレッシュできました。
繁忙期だけだったのが、ずっと続けてほしいと言われてそのまま続けることに。
けれど次第に両親から不満が出てしまい、
保育園の一時預かりを利用し始めました。
慣れてきた頃に園長先生から
正式に入れば家族の負担が減ると思うし、園も○○くんが入ってくれたら嬉しいと言われ、
病気が理由で保育園に入れることを知り、2歳の誕生月から入りました。
(一回待機児童になり、役所に抗議。主治医の先生にも愚痴りました笑)
病気になる前は幼稚園行かせようと思ってたけど、
長く預かってくれるし、保護者の集まりないし、お弁当もないし、ママ付き合いも少ないので
うちにとっては保育園でよかったです。
仕事は週に2~3日で
通勤電車が座れるゆったり時間に出社しました。
病気のことは上司と仲のよい先輩だけに言ってましたが
入院したらチームの方にはバレましたね。
知ってもらったほうが急に休んだときとかあったのでやりやすかったかな。
ちなみに
分子標的薬時代→普通に働く
普通の抗がん剤時代→月の一週間は休み
治験時代→入院と体調不良でほぼ出社できず
仕事に誘ってくれた上司は
私の体調をいつも気遣って励ましてくれて、
入院したときに、待ってるからねと言ってくれて有り難かったです。
働きやすかったし、とても感謝しています。
その上司が定年退職となり、新しい上司が来たんですが、
ある日
今のアルバイトの働き方でなく、フルタイムで働けないか?会社としてはフルタイムの人を雇いたい
と言われ、フルでは働きたくないし、今のペースでやりたいと言ったけどだめでした。
新しい上司のことは最初から気に入らなかったのもあって辞めることにw
先輩や同僚は私以上にその事に関して怒ってくれて、
ある部長は私が働けるように社長に話してくれるとも言ってくれました。
嬉しかったです。
体調悪くなったことや引っ越しも考えてたので
なんとなく辞め時と思ったんですよね。
もちろんクビ宣告は悔しくて泣きましたけどね!
外資系企業なのにこんなことあるんかいってね。
日本企業のほうが受け入れてくれるのかな?
私は扶養の範囲と決めてたからよかったけど、
働かなきゃいけない人にとっては死活問題ですよね。
ちなみにバイト中に失業保険手続きしました。
いまやクビはネタとなりました。
ママ会社ー?と息子が聞いてきて
ママは会社クビになったんだよ~
てねー
社会との繋がりがほしくて
やりたい仕事のアルバイトでも探したいけど
体調がついていけず。
また何かしら働けるといいなぁ。
ありがとう!をしている会員