2019-01-09 21:54:09
今の気持ち
日記
改めて履歴を見てみると1年以上、日記を書いていませんでした。
どこか自分の中で熱が冷めていたと思います。
このサイトに参加させていただいた当初は色々な反応が面白く思えていたのでしょうが
自分の病状も芳しくなく、亡くなるメンバーもいらっしゃたりして辛い面もあったので
何となく遠ざかったんでしょうね。
そこで久しぶりに筆をとる・・・ではなくキーボードを叩いています。
私の現状)
大腸の手術をした後、転移ガンの抗がん剤治療が続いています。
一進一退というか横這いといった感じですね。
発覚してから2年以上、発症してからはそれ以上経過しているでしょうから年々、厳しくなって行くと思います。
まだ、余命の話は出ませんが抗がん剤の効きが悪くなっているので「終わりの始まり」なのかな?と思っています。
今年は覚悟が必要になる予感がします。
私の担当医はハッキリと物言う医師なので、その時が来たら覚悟を決めようようと思っています。
とはいえ、抗がん剤治療後の数日以外は元気で普通に仕事して生活できています。
「死」を意識する)
ガンになってからは漠然と「死」を意識します。
特にこのサイトのメンバーの方が亡くなったり、芸能人の訃報の時はなおさらですね。
新聞の地域版の訃報欄で年齢が若い方を見ると「ガンだな」なんて思うようになりました。
電車に乗っていても、ふとした時に自分の葬儀の事や家族の行く末について考えることが多くなりました。
友達には自分の死をどう伝えるのだろうか?その時のために何かメッセージを残すのか?などなど。
たとえノーベル賞級の治療法が開発されたとしても全員が治るわけではなく、また新発見が有っても実用化には何年もかかる訳ですから
ガンになってしまうと本当に初期でなければ治ることは奇跡ですから。
本当に余命宣告されたら、こんな漠然とした気持ちではいられないでしょう。
でも、ある程度の覚悟をしておけば、急に言われた時と違って受け入れやすいかもしれません。
終活の時間が十分あるかどうか、いつどんな状況になるか分かりませんから「死」について考えておくことは無駄ではないと考えています。
妻には治すつもりあるのと叱られますが・・・
最近、よく思うこと)
仕事や諸々で嫌なことがあっても「どうせ俺は長くはないんだから」と受け流すことが多くなったような気がします。
些細なことがバカバカしく思えることもあります。
本当に自分はどうなって行くんだろうと思います。
10年、20年と生きることはないでしょうが数年は生きれるような気がしています。
それが何年か?分かりません。
東京オリンピックや大阪万博は見れるのか??分かりません。
余生を悔いなく生きるといっても、何をしたら悔いが残らないのか?分かりません。
これだけはやっておきたいと思うこともありません。
行ってみたい外国なんかはありますが具体的になりません。
今を生きることに精一杯なんでしょうね。
というか、置かれている立場を忘れて普通に生活している自分がいることに気付くことがあります。
本当は今の1分1秒が大切な時間なんでしょうが何気なく過ごしている気がします。
家族もさほど気を遣う訳でもなく、妻とは喧嘩もしますからね。
本当に余命宣告されたら自分も周りも変わってくるんでしょうね。
テレビやネット、新聞のようなメディアで「ガン」というキーワードに敏感になりました。
テレビは録画しても見ますね。
NHKの番組に西口さんやメンバーの方々が参加されていると嬉しくなりますね。
反面、自分には出来ないなあと・・・特に実名では出れないと思います。
新しい治療法についての報道には喜びますが自分には回って来ないなあと冷静になったりもします。
発覚した当初は精神的に不安定でネットで検索した情報に惑わされていましたが今は担当医に任せて、ほとんどネットの情報は気にならなくなりました。
当初は不安で眠りが浅くなりましたが今はよく寝れています。
よくも悪くも慣れてしまいました。馬鹿ですね。
最後に・・・読んでいただいた方、これといって参考にならない話ですいません。
ありがとう!をしている会員
しずりん
いえいえ、たこやきさん。後半からの下り、いちいち最もです。最近、あっちでもこっちでも、ガンの話を聞きます。遠縁のお嫁さんが32という若さで胃がんでなくなったとか、職場の奥様が亡くなられたとか。嫌なことですが、ガンは身近なことになりました。あたしも、仕事でものすごいクレーム処理をしながら、あたしガン患者なのに何やってんのかな、と思ったり。ほんと小さな事はどうでもよくなりました。CPも自分から離れたり、近づいたり、たこやきさんと同じです。あまり、遠い未来のことは考えないようにしています。朝ドラのように一週間単位です。また、一週間。ありがたく生活しようみたいに考えます。それこそ、ケモ中は1日単位で必死でした。あの時の必死な気持ちを忘れたくないけど、忘れたいような。私もとりとめなくてすみません。(^^)
2019-01-09 23:15:55
たこやき
しずりんさん
コメントをありがとうございます。
私は未だに自分の周りでガンになったりガンで亡くなった方の話をきいたことがありません。
「2人に1人がガンになる時代」といわれていますが不思議ですね。
ガンで亡くなったのではないか?と疑われる方はいるのでカミングアウトしないだけでしょうか?
ガン患者でも自覚なく普段通り生活できていれば流されていていんじゃないでしょうか?
否応なく自覚しないといけない場面がやって来るかもしれないですから。
2019-01-10 18:35:07
さくら
自分は標準治療が無くなり、短いスパンで余命宣告されてますが、それ以前と生活が変わったかというと…。ほとんど変わっていません。
周りの家族も変わりません。
変わらない日常を送れることが幸せなのかも知れません
動けるうちにやれることはやっておいた方がよかったなぁ…とは思いますが具体的にそれが何であるか。は思いつきません。
そんな末期がん患者もいます。(^_^;)
2019-01-10 00:09:03
たこやき
さくらさん
コメントありがとうございます。
私もさほど生活のリズムに変わりはありません。
妻も変わっていません。
意外とその方が居心地がいいでしょう。
変な話ですが生きている間にやりたいこともありません。
すぐにはやりたいことが見つかりませんね。
まだ病状がそこまでではないからでしょうか。
2019-01-10 18:48:59
みちこ
はじめまして、勝手ながらコメントに参加させていただきますm(_ _)m
CPのメンバーさんの日記(つぶやき)は、いろんな目線・立場からの お話しで 今の私の もうひとつの《世界》です。 たこやきさんの、日記は深い 。 私はどうだろう?と、考えさせられます。 私は、終活、エンディングノート作成中に癌が発覚。私の癌精密検査中に、幼稚園ママ友が癌で他界。昨年10月に、親戚のおばさんが ひっそり家族葬で亡くなっていました。 人が亡くなった話しは、こたえます。 でも、私自身は 亡くなる事に《夢》を持っています。 亡くなったら、火力をあげて遺骨を粉にして、土に撒いてもらいます。 そして、私は世界中を自由に飛びまわるのです。行きたかった外国へ、ひとっとびして。 《夢》は、夢として時々変わるんですけど。その時が来るまで、今できる事を 楽しみながら 生きていこうと しているところです。
たこやきさん、思いつくまま また、日記を投稿してくださいませ。
2019-01-19 23:40:55
たこやき
みちこ さん
コメントいただきありがとうございます。
私の話を深いと感じていただけたとは・・・
CPの中で亡くなった方の話を目にしてもショックがあるのに身近でガンで亡くなった話を聞くとかなりのショックでしょうね。お察しします。
私は漠然とですが樹木葬にでもしてもらおうか?と考えています。人それぞれ考え方が違うでしょうが死後のことにはこだわりがないですから。
2019-01-21 21:44:22