2019-06-09 15:14:09
不思議な話
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日記
大体の症状からおそらくは腹膜播種があるため胃の全摘は無理だろうと思ってはいましたが、やはりその通りになりました。
しかし播種があるからただ中を見て閉じたにしては手術時間が長かった。
手術から２日後、母親から聞いた話だと｢最後の最後まで、ご飯を取れるようにしてあげたくて胃をとるかどうか先生たちみんなで話し合ってたみたい。｣と。
ここの病院は播種があっても、あるからダメ、手術はしない。とセオリー通りの治療だけをする病院ではないことを知れて少しだけ安心した。
そしてここからは少し変な話になるので、スピリチュアルなことが苦手な人はそっと閉じてください。
実はね、会社で同じく癌を患っている人がすごく当たることで有名な人のところで姓名判断をしてくれたんだ、とこそっと母が言った。
私の家族はあまりそういった話が好きではないため、母親も私のことをみてもらったもののずっと黙っていたらしい。
そのみえる人曰く｢うーん、切らないほうがいいんだけどな。｣
しかし期日も迫っていることと、根拠が当たるか当たらないかわからない占いのみだったため母も黙っていた。
結果としては開腹することはできず家族も母も私も意気消沈してしまったものの、その話を聞いて不思議だなと思った。
よく考えてみれば、胃が残っているということはもし抗がん剤が効けば前と変わらずダンピング等切除の後遺症もなくご飯が食べられるということ。
みえる人になにがみえていたのかはわかりません。
切ればただでさえ短い残された時間がさらに短くなっただけの話かもしれません。
でもなんとなく不思議だなと思った話でした。
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きむ
南さん、こんにちは！
スピリチュアルなお話は、私自身そして母もいろんな体験をしていますので信じているところがあります。
よく金縛りは霊的な扱いをされますが脳の科学的反応から来るもので霊=金縛りではないです。金縛りで幽霊を何度も見ている私ですが…。
他でも不思議な体験をしているのでスピリチュアルな世界は信じざるおえないです。退院した日の夜に、亡き父が存在を伝えてくれた事もありました。取り敢えず良かったな…と言ってくれてる気がしました。
それからね南さん、
南さん自身、きっと諦めてはいないはずと思いますが、
生きていると、何が起こるかわからないものですよ。
私は切除予定の手術が予想と反し、開けて閉じただけでした。予定時間より早い手術終了と緊急に医師に呼ばれた主人は現実を伝えられ、ICUに行くはずの私は一般病棟に戻りました。余命と治療は延命になるだろうと宣告されました。
術前検査のPETやCTに膵臓浸潤やら何やら他に散らばった癌、胃を突き抜けた癌は写らなかったのです。
あの衝撃的な出来事から明日で、丸3年になります。
でもね、延命治療の抗がん剤が効いて17カ月後には胃全摘、他を取る事が出来たんですよ。
肉眼で見える、潰れたニキビのような癌が臍にも転移していて、それはとても有名な悪い癌なんだと、臍に転移しているのは全身に癌が広まっているのだと更に知らされ絶望していたのに。
そんなこんなで私、まだ生きています。
2年に渡る抗がん剤も体への負担と、今後の治療に影響少なくするため、今は経過観察中です。決して、めでたい経過観察では無いのですが、絶望の3年前とは
180度変わってます。
私は特別に選ばれた人間でもなんでもない、ただの主婦です。
当時、娘は19才。成人式の前撮りを1年早めました。たとえ余命より生きられたとしても娘の就活に母死去で精神的迷惑掛けたらどうしようと、そればかり考えてました。
今、娘は就活中です。私、まだまだ死ねないです。老後の夢や趣味がありますから！
南さん、何が起こるかわからないんですよ。奇跡とか言うと、遥か遠い感じがして、あまり好きな言葉ではない。
だから、何が起こるかわからない！って、その程度に考えてます。
この先に怯える事がある私だけれど、少なくとも、あの3年前からは立ち止まってはいないようです。これからもです。
癌のせいで、いろんな事で闘っている南さんを陰ながら応援していますよ。
怖いのは皆同じ！
頑張ってる南さんだけど、一緒に頑張ろうね！
2019-06-09 18:50:38