2019-09-23 13:00:50
退院前日です。
日記
明日、抜糸をして退院します。
退院の後、すぐに初診のクリニックに逆紹介をするそうです。
システムを知らず、戸惑う私。
入院中は、お彼岸ということもあり、面会は、ほぼゼロ。先生と看護師さんと病院のコンビニの店員さんとしか話さず。
友人、職場の仲良しさんからは、応援のメッセージには、心配させまいと、今日の様子や、病院の食事をおもしろ、おかしく報告し、『元気そうで何より』と返してもらい、安心させてました。
抜糸の日が決まり、早く家に帰りたいあまり、最速でいつになりますか?と最後のワガママを言ってしまいました。
初診のクリニックはまだ新しく、女性受けしそうな内装でとてもキレイです。
でも、待合室には、告知を受けて、とても大きな不安がたくさん詰まったカバンを横に置き、番号を呼ばれるを待っている私がまだ座っているようで、涙が止まりません。
これでは、ダメだと、台風が過ぎ去った窓の外を眺めるのですが、ガラスについた雨粒のせいなのか、それとも止まらない涙のせいなのか、景色が見えません。
私は、この先、あの待合室で、何玉の不安という毛糸を『きっと大丈夫』というセーターに編み変えることができるだろうか。
いつ、編み棒が止まってしまうかと想うととても待ち遠しかった退院が不安なものになってしまう。
早く家族に会いたかったのに。
でも、ここ(キャンサーペアレンツ) に来ると一人じゃないと思えます。
いろんな意味で無理をせず、穏やかに過ごせますように。
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