2020-02-19 13:50:13
子供への告知
日記
2019/11/10(日) →抗がん剤治療①から4日目③
ここ数日、夫婦の間の悩み事である「子供たちへの説明」。
転移についてまだハッキリしないものの
すでに抗がん剤も始めているし、とにかく隠してる状況になってるのがなんかヤだ。
だから夫と話し合って、夕飯時にまず一回話してみようと決めた。
映画じゃあるまいし、一回できちんと伝えるなんてムリ。
もう最近はめっきり休日の家事を放り投げているので
夕飯は早めの時間から、近所のお魚がおいしくて空いてる居酒屋へ。
どうやって切り出したもんかなぁと思いながら話していると
昼間遊び疲れてた長男が眠っちゃった。
それではということで、11才の長女に実はと話すことに。
私が先週から病院に行って遅くなったりしているのは病気が見つかって検査や通院をしているからだということ、
見つかった病気は乳ガンで、抗がん剤治療からはじまって外科手術、その先もあるオオゴトだということ、
抗がん剤には副作用というものがあって、来週くらいから髪の毛が抜け始めてそのうち全部抜けるということ。
そして、
ガンはうつらないということ、誰のせいでもなく運が悪かっただけだということ。
長女は特に騒ぐでもなく、はじめて受ける模試の説明を聞くみたいなマジメな顔で聞いてた。
彼女がそんな感じだったから、私も夫も、落ち着いてある程度用意していた言葉を並べることができた。
彼女は特に何か感想を言うでもなく「わかった。」と言った。
その後、しばらく3人で世間話をしていると、長男がむくっと起きたので彼にも話した。
私は治るのに時間がかかる病気になっちゃったということ、
これから毎週、あなたが幼稚園行ってる間に病院に通わなくちゃいけなくなるということ、
治すためのお薬のせいで疲れちゃう日があったり、髪の毛もなくなっちゃったりするということ。
でも、元気になったらまた生えてくるし、私がいない日は夫や他の大人がいてくれるということ。
そして、
ガンはうつらないということ、誰のせいでもなく運が悪かっただけだということ。
長男は寝起き感のある顔のまま「ふ~ん。わかった」と言った。
こっちの意図していることがきちんと伝わってるようには思えなかったけれど、まぁまずは一回目だ。
彼らにそれぞれ、ちゃんと伝わったのかどうかはひとまず置いといて、
言ったことで私の気持ちは少し楽になった。
これで「病院に行ってくる」とか「行ってきた」とかごまかさずに言っても大丈夫になった。
その一方で、子供たちに新しくなにかよくわからない不安を背負わせてしまったような気もする。
ま。我が家は、背負ってもらうしかなくなったのか。
一緒に背負ったまま楽しく暮らす方法を考えようと思う。ホントにものすごく。思う。
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