2020-02-19 13:53:52
PET-CT・MRIの結果を聞く
日記
2019/11/14(木) →抗がん剤治療①から7日目
2回目の抗がん剤治療の前の診察と、PET-CTとMRIの検査結果を聞きに診察室へ。
病院に入って自動受付機での受付直後に採血。
手練れなカンジのナースだったのに、針を刺しても血がピューっと出ない。
角度かなんかが悪いらしく刺したままグリグリ動かしてなんとか必要量を採る。
会社を抜けて合流してくれた夫とともに診察室へ。
今日は主治医の先生が不在で代診ってわかってたんだけど、
診察室に入ったら針生検の時の若い女性の先生でした。乳腺外科の先生だったんだ。
まずは、今朝受けた血液検査の結果。
白血球も極端には落ちておらず問題無し。
今日は予定通り抗がん剤②を受けられる。ひとまずホッ。
次に、昨日受けたMRIの結果。胸のガンの広がりを正確に把握するもの。
モニターで画像を見ると、胸にギザギザした白い塊が
左胸にはガンが3個。リンパにもガン有り。
たぶん同じタイプのガン、という程度の認識で進めるんだって。
3個をそれぞれ針生検したりはしないそうだ。
そんで右胸にもガンとは限らないもののなんか小さいのがあるから、併せてエコー検査をすることに。
これの予約がちょっと先で2週間後。
そしてさらに、月曜に受けたPET-CTの結果。
こっちは全身、別の場所への転移が無いかどうか調べるもの。今一番こわい話。
これはなぜか私から で、先生、一番気になってるのはPET-CTの結果ですが?と聞いたら
データをポチポチとモニターに出して、
画像の説明から入り「この光っている部分がガンです」と教えてくれる。
なるほど、なんかNHKっぽい。
ってか、すごくいろんなところが光っているように見える…転移だらけか? と血の気が引く。
が、先生は「これをみる限り、別の場所にはガンは見つかりませんね」だって。
え!やった!転移無し!夫の顔を見たらいつも通りの顔だけどちょっと力が抜けたみたい。
でもどうしても気になったので、
でも先生、私にはいろんなところが光っているようにみえるんですが。と言ったら
「それはいろんな生理現象に対しても光ることがあるので、確かに光って写ってはいるもののガンとは違います。」とのこと。
病理の先生の診断も同様に「転移無し」だったことを確認してようやく安心できた。
いつも終始感情的にはフラットな感じでそこにいる先生も
ほっとしてる私たちに、明るい声で「よかったですね」と言ってくれた。
先生に言われるとさらに「よかった」に自信がつく。
最後に先生は
「それでは改めて、抗がん剤治療はしっかり続けていくことが大事ですから、
心臓などへの負担を判断してもらうために循環器科の先生の診察の予約をとりましょう」と
挨拶文から始まるメールを書いて、予約を取ってくれた。
今日も我々夫婦は
本で読んだ知識と自分の状況を正しく並べようと
ちょこちょこ細かな疑問や質問を口にして先生に聞き続けたが
主治医の先生同様に代診の先生も、ていねいに目を見て
伝わるように考えながら話してくれているのを感じて助かった。
理屈っぽく気の強い私は、不信感に対して挑戦的になりがちなのだけども
相手の誠意を感じると素直に話の内容だけを聞いて対応することができるから
この病院の先生方の姿勢と努力はとてもうれしい。ありがたい。
はぁ、しかし。
良かった。
他への転移はなさそうだって。
もちろん絶対なんて無いんだろうけど、でも、
今の私は他への転移が無さそうってことを拠り所にして
今の私の乳ガンとガッツリ闘うだけだな!と気合い入った。
この私のHER-2:type3のガンは90%の人にハーセプチンが効くんだって。
だから、私が90%に入れるよう祈りつつ!
この3ヶ月の抗がん剤治療をがんばって受け続けるぞ!と改めて思えた。
はぁホント。とりあえず大きく一個心配してることが否定された。よかった。
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