2020-02-19 13:56:43
みんな不安だった
日記
2019/11/14(木) →抗がん剤治療②
今日の抗がん剤は1個だけ。
席に着くと担当ナースが先週と同じで なんかうれしい。
もう流れは理解してるし1個だけだしヨユー。
が、なんか今日は注射運が悪い日なのか、
血管と点滴の針の角度がイマイチでなかなか点滴が落ちない。スピードが遅い。
おかげで「2時間ほど」だった予定を大幅に上回り、3時間強かかって終了。
長男の幼稚園バスの到着お迎えにぜんぜん間に合わないので
同じバス停のママに預かっていただけるようお願いし、
OKをいただいてから、幼稚園にも電話でその旨報告。
ん~やっぱり、幼稚園のお迎え時間に帰るのは難しいのかな。
預かってくださったバス停ママにもそろそろ言わなきゃだなと思いながら急いで帰宅。
疲れてたけどやっぱりちょっと明るい気持ち。
部屋で本読んでた長女にただいま~と言うと
こっちも見ずに「おかえり。どうだったの。」って言うからPET-CTの結果を話したら、
パッとこっち見て「良かったじゃん!」って言ってくれた。
やっぱり彼女も心配してて、でも出さないように振舞ってるんだと思う。
急いでご飯を作って母子3人で食べる。
2人とも競い合うように学校や幼稚園の話をしてくれる。
夫が帰宅。夕飯を温めて出す。
お互いその後に各自で調べた医療費のことなんかを話しているんだが
時々、「はぁしかし、よかった。」と言う夫。
この人自身も顔には出さないけど、きっとずっとこわかったんだなと知る。
ちなみにそれに加えて彼は
「っつーかなんで検査結果伝える時、結論を先に言わないのかな。
結果は転移無し!理由は画像をみてください...って話してくれればいいのに。
ずっと悪い結果なのかが気になって理解しづらいだろ!」って
ちょっと怒っててなんかおもしろかった。
なんだかPET-CTの夜以来ちょっと甘えっこの長男とベッドに入るが
なんとなくケータイを触りながら起きていると
やはりムダに前から持ってるマンガを読んでた夫も寝るようでベッドに入ってきた。
長男を挟んで横になった夫が突然、変に鼻を鳴らしてむせたので
私は大丈夫か~と笑ったが、どうにも彼の様子がおかしい。
暗闇の中で鼻を鳴らし続けている。
彼は泣いていた。
私が彼の背中をトントンしながら、こわかったよね。ありがとう。と言うと
彼は「よかった。」とだけ言っまたむせた。
その後はしばらくしてゴソゴソと鼻をかんで「おやすみ」と言って寝た。
私はまだ、死ぬわけにはいかないのだ。
この人たちを残して死ぬなんてイヤなのだ。
まだまだ一緒に、ぜ~んぶのことを見ていたいのだ。
よかった。ありがとう。
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