2020-05-03 18:04:42
日々を摘む
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日記
抗がん剤を始めて約半年。やきべん(北海道の焼きそば弁当っていう商品の略、ペヤング的なもの。)が甘いとか、顔の発疹がまだ落ち着かないとかありますが、副作用はなんとか小康状態。病院のスタッフの方にも相談に乗ってもらって感謝です。
話は変わりますが、大学時代に聞いた話で、世の中に音読とか黙読とかありますが、積読(つんどく)という考え?があるみたいで、本を読まずとも積んで置いておくこともまた読書の一環なんだそうです。
そしてこのご時世、ようやく積読を解消することが。
その読んだ小説の中になんかひびく言葉があったので何となく書いてみました。
『人間は、死と不幸と無知については癒すことができなかったので、幸福になるために、それらについて考えないことにした』
パスカルの『パンセ』の中の一文だそうです。
あと1つ。
『人間はその日を摘むこと、楽しむことしかできないんだ。というよりも、それしかないんだ。なぜなら人間はいつか死ぬからだ。』
休職期間中かつ、自粛中の中、なんだか少し後ろ向きになってた気もしますが、よくも悪くも日々を摘んで生きていきたいなーと思ったこの頃でした。
あ、言葉は、伊坂幸太郎の『死神の浮力』という作品よりでした。
明日も積読を消化していこうかな。
皆さまもお身体に気をつけてお過ごし下さい。
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