こどもをもつがん患者でつながろう

あさり

愛知県 / 肝細胞がん / ステージ4

2020-05-14 11:05:21

『つながる』ということ

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日記

『つながりは生きるチカラになるを証明する』
事務局様が書かれた日記のタイトルです。


ぐっちさんが作られた3600人のつながりで、

自分だけが辛いのではないことを知り、
自分の気持ちを吐き出すことで、自分の気持ちを整理でき、上がったり、下がったりしながら、自分らしく生きる意味を考えることができる、、

ここはそんな場なのかなって、気がします。

私が、今のガンになったのは、6年前。
周りには、同年代のがん患者は会うことはなく、気持ちの救いを求めて、肝臓病の患者会にも行きましたが、心優しいメンバーの中には『若いのにかわいそう』と涙ぐまれる方もあったりして、『私って、かわいそうなんだ』って、ますます落ち込んでしまったり。

治療そのものよりも、自分の未来が見えないなか、子どもをどうやって育てていくか、夫との関わり、仕事のこと、、この年代ならではの話がしたくても、話す場はどこにもなく、ブログを訪ね歩いてできたお友達とつながることで、私は、ずいぶん救われ、ガン患者である前に一人の私として生きていいんだって思えるようになり、生きる力をたくさんもらうことができました。

反面、つながることで、友の旅立ちを見送るたびに、友の生きたかった想い、最後まで頑張っていた姿を間近に見ていた分、とても悲しくて、苦しくて、つながることに対する怖さも私は感じていました。


病気が病気であるがゆえ、このキャンサーペアレンツにも、悲しい別れもあリます。
でも、このキャンサーペアレンツが、プラットフォームとして、子育て世代のがん患者をつなげ続けてくれているおかげで、悲しい別れがあったとしても、辛いのは自分だけでない、頑張ろうと生きる力をもらえている、そんな気がします。

ぐっちさんが作られた、このキャンサーペアレンツ、3600人のつながりは、生きる力を与えるということ、見事に証明されましたね。

ぐっちさん、事務局の皆さま、キャンサーペアレンツというつながりを作ってくださり、ありがとうございました。

前回のオフ会で、ぐっちさんは『奇跡』と主治医に言われたと話され、私も『奇跡と言われます』というお話をさせてもらいました。
私自身の奇跡がいつまで続くかわかりませんが、できる治療をしながら、自分らしく、精一杯、生ききりたいと思います。

ぐっちさんのご冥福を心からお祈りいたします。


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