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さとさと

東京都 / 大腸がん / ステージ3

2020-08-18 16:38:23

抗がん剤治療4クール目の記録

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日記

XELOX療法(オキサリプラチン、カペシタビン併用)
オキサリプラチンによる急性副作用は、前回同様の冷感刺激に対するピリピリ感(しびれ感)と、喉の閉塞感、点滴部の痛みです。今回も点滴時に電気毛布で温めてもらったので、それほど痛みは残りませんでしたが、点滴を手首上付近に入れるため、そこから肘にかけてしばらく痛みがありました。喉の閉塞感は相変わらずです。数日とはいえ錠剤が飲みにくいのが難点です。ピルカッターの利用も考えましたが、ただでさえ6錠の服薬が負担なのでカッターで割って12回も飲むのは却って辛いのかもしれません。
カペシタビンによる副作用の一つである手足や口内の冷感刺激に対する違和感(チクチク感やピリピリ感)は、10日ほど過ぎると軽減するのですが、それまではお湯による洗顔、手洗い等や冷たい飲料が飲めないので、夏の暑さには耐えがたいものでした。
さらに、いわゆる手足症候群の症状の一つである、乾燥や炎症反応は、前回同様に足の症状が特にひどく、ヘパリン類似物質クリームにステロイドを混ぜた特性クリームを塗りたくってなんとかやり過ごしました。しかしながら前回同様、歩き過ぎるなど負担が大きくなると、水膨れなどが足の指先などに発生し、歩行に支障が出る場合もありました。
食べ始めの顎の痛みも変わらずありますが、温かいものを先に食べると軽減できることが判明したのでなんとか工夫しております。(顎の痛みについては、数秒で消失するので、まぁ我慢できないことも無いという感じて付き合っていくしかないようです。)

さらに、今回は1週間の休薬期間を過ぎても白血球の数値が回復しなかったため、第5クール(8月上旬開始予定)の開始を見送っております。抵抗力が回復しないのはコロナ禍の現状を考えるとやや不安な面もありますし、次の服薬期間の倦怠期を夏季休暇に合わせる予定が大きく狂ってしまいました。
しかし、ここ連日の酷暑において、キンキンに冷やした飲み物をガブガブ飲めたのは不幸中の幸いのようです。
(次回の服薬が可能かどうかは、明後日の血液検査の結果次第です)
休薬期間が長くなっているはずなのに、手足症候群の症状(特に乾燥)が出るのは、薬の成分がまだ残留しているのでしょうか?この調子では、さらに抗がん剤治療と付き合う期間が長くなりそうです。


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