2021-02-04 21:06:27
抗がん剤治療最終8クール目の記録
日記
XELOX療法(オキサリプラチン、カペシタビン併用)
オキサリプラチンによる急性副作用は、前回同様の冷感刺激に対するピリピリ感(しびれ感)と、喉の閉塞感、点滴部の痛みです。
前回同様、点滴中から痺れや喉の閉塞感を自覚し、薬剤の蓄積毒性の影響かと思われます。電気アンカも位置やタオルを併用するなど工夫をしてみましたが、あまり効果が出ませんでした。
白血球の数値もギリギリでクリアできていました。最終クールでもあり、なんとか乗り切りました。
カペシタビンの副作用については一般的な説明通り、手足の指先に強く症状が出ました。手指ではボタンが止めにくい、薬を押し出しにく、細かな作業がしにくいといったいわゆる副作用のオンパレードでした。足指では特に小指に症状が集中し、小指の爪がなくなって肉剥き出し状態に近く、歩行に大きく支障をきたしました。(絆創膏などで保護してやっとのこと歩いた感じです)
口唇部の痺れは徐々に落ち着いて8日目から冷蔵庫で冷やした飲み物も支障なく飲めるようになりました(冷やした缶やあまり長く触ることができませんでした。)
調子に乗って久しぶりにバイクに乗ってみたところ、それほど寒さを自覚したわけでなないのに痺れを強く感じ(これが振動から来るのか寒さから来るのかよく分かりません)、指の爪先に内出血したような紫のシミを見た時には驚きました。
二種間の服薬が終了し、10日ほど過ぎましたが、指先の痺れ(痛み)が残っています。シャツの袖のボタンなど小さいため指先にかかる力が集中し、痛みを強く感じますが徐々に軽減しているような気もします。
(と、ここまでは11月中に準備していた内容です)
前々回の日記にコメントをいただきました皆様ありがとございました。
特に「めぐ」さんの、半年後もピリピリ感が残留しているとのご意見に、しばらく様子を見ておりました。約3か月弱経ったところですが、同様に指先のピリピリ感は残っています。
痛みはありませんが、やはり不便です。
3か月目(2月2日)の診察の際、血液検査のデータに懸念がみられ、CT撮影となりました。
残念ながら再発とのこと。
また抗がん剤との付き合いが始まることになってしまいました。
今度の副作用はどんなのかな?(まだ未定です)
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