2021-10-05 12:08:59
本当に独り言
ひとりごと
近所のおばあさん。
ここに引っ越して5年になるけど、すごく気さくで挨拶もいつも元気にしてくれて、いつまでたっても上達しない娘の自転車乗りにも優しくアドバイスくれたり、お菓子くれたり、娘の不登校に悩んでても「大丈夫!」って言ってくれたり。
すごく素敵な人でした。
娘が手紙を書いたので、渡そうと思って、この間、たまたま会ったときに挨拶したら、すごく素っ気なくて「あれ?」って思ったけど、「この間、自転車乗るのにアドバイスくれて、ありがとうございました!」って手紙を渡そうとしたら、「…それは私ではないと思います。」って返事が…。
え~!!?思っても無かった返事に一瞬、頭、真っ白。
実は双子で別人?!なんてとはないだろうし…。
って言うか、私のことが分からないみたい。めっちゃ動揺してしまった。
一生懸命、説明して「そんなこともあったかもしれませんね…。」って手紙は受け取ってくれたけど…。
これは確実に、忘れてしまう病気ではないだろうか…。
その次の日、警察が来た。
たまたまおばあさんの家の前を通りかかって、「なにかあったんですか?」って心配で聞いてみたら、「なにかあったんじゃないかを確認に来ました。」だって。
なんか、いろいろ聞かれたので、数日前の話をした。
それから次の日には、親族の人が来たり…。
ずっと気になっているのは、家のシャッターが、ず〜っと閉まってること。
朝、天気が良い日には、必ず窓のシャッターあけて洗濯物、干してあるのに、あれから、ずっと干してない。
多分、忘れてしまう病気なんだろうとは思っているけど、結果が分からなくて、モヤモヤ。
突っ込んで聞いてみたいけど、私はただの近所の人。
彼女の記憶からは私は無くなってしまった。知らない人に話しかけられて、手紙を渡されて怖かっただろうな…。
癌になったときも、このままだと癌で死ぬのか…。と怖くなったけど…。健康だけど忘れてしまう怖さは、また別物なんだろうな…。忘れられてしまう怖さもあるけど…。
病気ってこえぇ…。
健康体で死ぬって難しいことなのかな…。
ありがとう!をしている会員
coo
「がんは(最期の)準備ができる病気だ」と聞きますよね。
私は治療の副作用で認知機能がおかしくなったことがあり
脳波取ったりいろいろ検査。
なかなか原因がわからずに
疑心暗鬼になり
自分が自分でなくなっていくのが本当に怖かったです。
おかしな患者と思われてるのもわかっていたし
でも自分ではどうしようもないもどかしさ。
認知症を疑似体験して感じたのは
もう二度となりたくない、ということ。
がんよりも怖かったです。
そのおばあさんが過去に優しかったからこそ
辛いですよね?
でも駿河さんみたく気にかけてくれる方が近所にいるって素敵なことだと思います。
これからも影ながら見守ることはできますしね?
2021-10-05 12:35:26
駿河
coo様、コメントありがとうございます。
がんは最後の準備ができる病気、本当にその通りですね!
がんと告知されても、次の日に亡くなったり、身体が動かなくなったりするわけではないですもんね。
認知機能がおかしくなる…。怖いですね。?
自分が自分でなくなる体験をされても、治療を乗り切って本当に頑張られたんですね。凄すぎます!
私も抗がん剤をしたとき、3週間前に自分が話したことを、まったく覚えてないといったことがありました。本当に記憶になくて、怖っ!?って思ったことは、抗がん剤が終わった今は覚えていると言う…。
俗に言う、ケモブレインだったのか、それとも年齢によるものなのか…。
ありがとうございます。
ちょっと落ち込んでましたが、影ながら近所の人として、お節介にならないように見守りたいと思います。?
2021-10-06 07:02:31