2023-02-04 18:33:19
見えない傷
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日記
誰にだって傷はある。人生の中で擦りむいたり、転んだり、掻きむしって自分で作った傷もある。
さらに他人によって作られた傷もある。
その傷が癒えて、傷痕になっても、その傷が時々痛みだし、その記憶を呼び起こしてくる。
あたかもその傷から出血し、傷が開いて、延々と癒えることなく、そこにまだ存在していると思わせる。
私にも大きな癒しきれない傷がある。
まるでその傷が私自身ではないかと思う時もある。
傷口からの出血を止めようと何度も何枚もカットバンを貼ってみたこともある。
痛み止めを飲んでも一時しのぎで、痛みはキリキリと存在を主張してくる。
もし顔に傷があるなら他人は顔を見ただけでその人が傷を負ったことに気付くだろう。
でも私のこの傷は見えない。
見えないからこそ、向き合うことが難しい。
傷と向き合う時、
自分が価値のないものだと思う。
自分を恥ずかしく思う。
自分を弱い人間だと思う。
人生を不平等だと嘆きたくなる。
その反面、
生の喜びを深く感じることができる。
生きることにもっと欲張りになる。
自分が存在する事にさらに感謝を覚える
人生がいかに美しく素晴らしいものかと改めて感じる。
見えない傷は痛みをもたらすけど、傷痕を見るたびにいまを生きている自分を愛おしく思い、
自分を再確認できる自分を見つけだします。
見えない傷はそんなパラドックスな想いを私に与えています。
ありがとう!をしている会員
りこ
Larsenさん、お久しぶりです。
なるほどなって思って読みいってました。心の傷は、なかなか癒えない
ですよね。それでも、人って
生きようとする力は素晴らしいですね
私も、ここんとこ、体調が
悪くて、落ちてました。
病院での検査で疲れてしまいました。
Larsenさんの投稿で、がんばろって
思えました。
ありがとうございます。
2023-02-04 20:22:27
Larsen
りこさんへ
ご無沙汰しています。
何気ない日常を彩るものは小さな喜びや感謝の気持ちを持つことだと思うのです。
でもそれらを感じる心が閉じていれば、生きることに苦痛を覚えるのではないかと思います。
感じる心があること大事にしたいですね。
良い週末をお過ごしくださいね。
2023-02-04 22:52:29
Puru
Larsenさん、お久しぶりです?
人から付けられた傷、人に付けてしまった傷、
ふとした時に思い出してしまいます。
私にも子供の頃に受けた大きな傷があります。
でも、その傷は人に優しく接することを私に教えてくれました。
みんな何かしら傷を背負って生きているのですね。
それは、人を成長させる原動力のひとつかも知れませんね。
2023-02-05 07:50:32
Larsen
Puruさんへ
ほんとご無沙汰してました。
傷を持たずに生きることはできませんよね。生きていれば傷つけたり、傷つけられるもの。それは避けられないこと。
確かにこの傷のため、多くのことを学んだと思います。
そしてその学びや得たことによって自分が大きく成長したこともわかっています。
でも時々、こんな傷なんかなければよかった、成長することや学びを得ず、生きて生きたかった。
って思うんです。
痛みを伴って生きるのは生を十分過ぎるほど感じられて、生きることは苦痛にも幸福にもなるのです。
Puruさんの傷は癒えて、傷痕になっていますか?
2023-02-05 14:20:25
Puru
傷は完全に癒えていなくて、まだ引きずっているかなぁ~
そのせいで、どうしても人との距離を置いてしまいがちな時がありますよ。
その傷も自分の一部として生きていくしかないですけどね~?
2023-02-05 14:58:16
Larsen
「その傷も自分の一部として生きていくしかない」
私はそんなふうにはまだまだ思えなくて、傷のある私も私なんだって、その傷を見るたびに悲しくなりますよ。
いつかその傷を見ても悲しみに囚われずに生きていけたらいいな。
Puruさんの傷もいつかはただ傷痕になりますように!
2023-02-05 16:42:17