こどもをもつがん患者でつながろう

Larsen

海外 / 子宮体がん(子宮内膜がん) / 寛解

2023-07-15 20:48:41

あなたに会えて良かった

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日記

デンマークの夏はあんまり暑くない。
28℃は夏日といえる。

昨日患者さんと
中庭で患者はベッドに寝たまま、私は椅子に腰掛けて、夏の日陰を楽しんでいた。

彼はポツポツと何かを言い、私はそれに応えていた。
何か最近心に響いたことはありましたか?と聞くと彼はこう応えた。

自分の人生の最後の時に君に会えたこと。

君が言った“人生は不平等だ“そして“それを受け入れること“
“それは簡単ではないけど不可能でもないこと”

君が与えてくれた”小さな喜び“を思い出すたびに苦しみが軽くなったよ。

早くこの苦しみから解放されたいと願っていたけど、苦しみと共に生きることはなかなか勇気がいったけど、良い経験だったと思うよ。

私も彼に“あなたに会えて良かった。あなたの生きる美学に触れることができて、私の人生がさらに豊かになることができた。“
と伝えました。

どんな最後の時にも人生を輝きさせられることができるのは、自分次第だと改めて彼に教えられた出来事でした。

  • ひらめ

    日本ではおはようございますの時間ですが
    Larsen さんにはお疲れ様、の時間でしょうか。
    湿度が全然違うとはいえ、気温が近いからか
    道南の風景に似てます。↑収穫間近の小麦畑

    私も、その患者さんのように人生の最期は
    今までの出会いに感謝できる時を過ごしたいと
    思います。かけがえのないお仕事されてますね。

    2023-07-16 07:39:58

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  • Larsen

    ひらめさんへ

    おはようございます♪

    私の住んでいるところは緯度が北海道より高いので気温はまさしく北海道と同じです。
    小麦畑が黄色に染まっていますよっ。

    そうですね。私もそうありたいと思います。感謝できることがあるって素晴らしいことだと思います。

    ホスピスでの患者さんとの短い出会いは、人生の不思議さや人が出会うということの素晴らしさ、命の美しさについて考えさせてくれます。
    そして自分の人生をどのように生きたいかと常に問いかけられているように思います。

    そして人間は与えられた条件の中でしか生きられないけど、その条件の中でもがきながらも、私達の生を自分なりに昇華できる大きな可能性を持っていると思うのです。

    2023-07-17 13:08:43

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