2018-02-16 18:10:04
残される家族
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日記
自分の葬式によせて
私は、葬式の主役は死に行く私自身ではなく、「残される家族」と思ってます。
遺族が区切りを着けられればそれで良い。区切りのための豪華な祭壇は要らない・・・
時々そんな話を妻にしてます。
今生きている時間も、家族に悔いが残らないように、「上手に看病される事」を心がけています。
「できる事は総てでは無いにしろできるだけの事はしたな・・」と、
妻や子供に想ってもらえるように・・・
上手に甘えて・・明日は来週のケモ入院の準備を手伝ってもらって、「ありがとう」を言おう!
主役を自分から家族に移してみると、辛い副作用も八つ当たりしないで(少なく)過ごす事ができます。
ありがとう!をしている会員
すおみ
Akiさん、初めまして。
患者家族のすおみと申します。
率直な日記ありがとうございます。
家族側としては、患者本人に頼ってもらうことで「支えている感」を感じるだけでも、ものすごく安堵できるように思います(少なくとも僕は自己中なので、そう)。
家族は逆立ちしたって、患者本人の代わりにはなれませんから。。。
逆にAkiさんは、どうして自分の人生なのに、主役を家族に移すなんていう発想になれたのでしょうか?
2018-02-16 18:58:26
Aki
すみお 様
コメントありがとうございます。
・・・決して生きる事を諦めている訳ではありません!が、
おそらく・・死んでしまったら、私本人は何も感じない「無」になるのだと思ってます。
でも、残された家族はそうはいきません。
最初妻を亡くした時の私や子供達、妻の血縁者・・
昨年父を亡くした時の母・・
思い起こすに、残された人には意識もあり、悲しくても生きていかなくてはなりません。
何より、子供を妻に託す事になるであろう私の一番の願いは、
「私の死を悲しむよりも、息子をしっかりと育てながら、妻に同じような病で苦しまずに生きて行って欲しい」
からではないでしょうか・・・
上手く説明できませんが・・
脇役も裏方も主役であり、主役一人では何も成り立たない・・
自分は死ぬのは1回(何度も死ぬなら流石に考えますが)
でも家族は、1度悲しんだら終わりという訳には行かないですからね~
2018-02-16 19:26:27
ysk
よこからすみません。
ぼくはそこそこお迎えが近い状態なので、すおみさんの疑問に対して、僕個人の感想を。
(別に求められていないかもしれませんが)
実は「人生の主役が僕じゃなくなった日」というのが僕には明確にあります。
長女が産まれた日です。
なんか、素直に納得したんですよね。僕はもう子供が主人公の話の脇役でいいなと。
子供を作るだけが人生の目的でないし、全員がそうだとは思わないし、そう思うべきだとも思いませんけどね。
もっと言えば、子供以外の誰かのサポートでもいいです。
なるべく色々なサポートを"できる範囲で"したいですが、別に僕がアイディアのオリジナルとして記録にのこる必要もないと思います。
2018-02-17 17:36:08
Aki
yas 様
コネントありがとうございます。
子供が主役!確かにそうですね~
お迎えを近くに感じられていらっしゃるのに、辛い文字だったかもしれません。
私はコンサルタントという職業柄か、
結構きつい現実や悪い未来を想定してから、
最悪の状態にならないようにするにはどうすれば?
を、悪い未来からさかのぼる事で未来や現在を改善する
という考え方をする癖があります・・・
この性質で女性にコメント出すと、とてもネガティブに取られてしまうようで・・
人間誰でもいつかはお迎えが来ます。
「生きる事は1秒ずつ死につつある事」だと思ってます。
であるならば、どうやって死んで行くか。
少しでも周りも自分も苦しまず、願わくば自分の人生や考えた事が残された人々の役に立てば・・・と。
お互い、誰かの何かのサポ-トとなれるよう、最後まで悔いなく歩めるよう心がけましょう!
2018-02-17 22:39:59
パジ
こんばんは。
ボクも葬式についての日記を書いたばかりでしたよ!
ボクも同じで、葬式は遺された家族が区切りをつけたり、心の整理のスタートを切るというのが一番の役割なのかなと思っています。そういう意味で、遺族が故人のことを思って納得できる方法でやることが一番だと思います。そんな日はまだまだ来ないでいいですが!笑
そして、家族に後悔させないこと。これも大切なことですよね。ボクも常に考えています。悩んだ末に、子供にがんであることを伝えた一番の理由はこれでした。ボクの死後「父ちゃんががんだって、知っていたらもっとああしたのに、こうしたのに…」と子供に思わせたくないと思って告知しました。ただ結果的に死の可能性については、ちゃんと伝えることができなかったので、そこが今の課題?です。
2018-02-16 21:34:38
Aki
パジ 様
私は、お書きになられた日記を読んで思うところがあり、書かせて頂きました。
返信欄に書けば良かったのですが、一応「自分の葬式」「によせて」という事で書かせて頂きました。
私も息子へは、妻に承諾ご翌日に告知しました。
今では、余命以上に生きているため、時々息子にこう言われます。
「病院に入院したり、自宅療養しているお父さんよりも、
学校に通っている僕や働いているお母さんの方が、事故にあって突然死ぬ可能性の方が高いよ!」
~だから、統計なんか気にしないで長生きしろ~
という事!
2018-02-17 22:27:37
ysk
Akiさん
考え方に非常に共感しました。
大学の頃、祖父の葬式の手伝いをしていて誰かに言われたのですが、
「葬式の手続きが多く、煩雑で、しきたりが多いのは、残された遺族が悲しみを紛らわせるため」だと。
僕はこの時から、葬式は遺されたもののためなんじゃないかと考えております。
おっしゃられる通り、もっとできることがあったんじゃないかと家族に思わせることが最小限になればいいなと、僕も思っています。
そのためにも、希望を伝えておくのは大切だなと思います。
「本当はこうして欲しかったんじゃないかな?」と思わせて、答えの出ない悩みを抱かせたくないので。
2018-02-17 17:23:53