2018-03-31 10:40:39
就労規則と治療期間の乖離。
日記
今日も徒然と備忘録。
来週の月曜日が診察予定日でしたが、
人事異動などで休めない状況になり、昨日に変更しました。
職場への愚痴はタップリ!でも、ここでそれは必要な話じゃなくて。
採血結果は、白血球数が2920、
これまでの消化器症状も考慮し、減薬(TS-1:120mg → 100mg)に…。
投与量よりも、投与を継続する事の方が大事との事。
火曜日からフルタイム復帰し、身体も慣れてきて、
消化器症状も一段落して安心していましたが、
身体は正直ですね。
手荒れ対策として、外出時の手袋着用も勧められました。
手袋なんて普段しないから持ってない!
顔も若干来ているので、妻に話したら、
目と鼻と口が空いている、あのマスクしてみれば♪
と言われ、
そのまま買い物に行って周りをザワザワさせる妄想して、
やってみたいと思った、バカな私。
さて、仕事での対応は、手洗いマスクと、気を付けるのみ!
という、ザックリとした自己責任での対応。
私の職場における病気休暇は、
「✕:人事院規則」
「◯:国立病院機構職員就業規則」(人事院規則より厳しい内容…。)
(2018.5.29修正)
に従います。
そこに明文化されていない事情に関しては「勤務状況報告書」を作成し、
感染リスクを減らす勤務体系に出来る、はずなのですが、
そんな時間も余裕も無く、手続きを把握している職員もいない。
全て、自己責任。
正直、制度が形骸化していると感じています。
「制度は作りましたので、上手に利用してください」
「あとは各職場の判断にお任せします」
という感じ。
人事院規則において病気休暇の期間は、土日祝日を含む連続90日間が限度。
土日祝日及び有給休暇を除いた連続した20日の勤務を行う事が、
病気休暇からの離脱条件です。
十分な数字に見えると思いますが、
例として、入院手術で30日間の病気休暇を使い、
2投1休の化学療法ありで復職したとして、
3週間に一度の外来受診となると、
外来受診までの3週間で平日勤務出来るのは15日なので、
外来受診に病気休暇を使うと、
それまでに勤務した15日とその間の土日祝日が、
勤務実績にかかわらず全て病気休暇扱いとなり、
約50日の病気休暇を取得している事になります。
化学療法中もフルタイムで全て働いたとしても、
入院から、1クール終了までで50日使う事になります。
私の事例では、TS⁻1単剤の2投1休の化学療法で、
手術入院:10日
自宅療養:14日
術後外来診察:1日(転移あり、化学療法の追加が決定)
化学療法の選択期間:7日(精神的負担と最適な選択を選ぶ期間とした)
1クール目:21日(1クール目は投薬中の消化器症状と休薬中の倦怠感)
2クール目:21日(投与中に計4日勤務するも体調が悪化し17日は休暇取得)
合計すると、73日。
残りはわずか17日。
現在は、今週の火曜日からフルタイムで復帰し、
昨日までの4日間連続で大きな問題無く勤務出来ていますが、
金曜日に受診の為に2時間休暇を取得したので、
現在の所、連続期間は3日。
休薬期間が1週間延長したことで勤務への不安は減り、
20日間連続で頑張れそうな気持ちでいます。
ただし、感染リスクは抱えたままなので、
最も感染リスクの少ない手術室業務は率先して向かいます!
今月9日に閣議決定された、「がん対策推進基本計画」が以下から閲覧できます。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000196975.pdf
P.57から、就労に関する対策が記載されており、治療と就労の両立支援を訴えていますが、
関連する行政機関である人事院の規則自体が、
がん患者の現状と乖離していると感じています。
以上、長い愚痴でした^^;
副作用がきつい時期は、離職が頭を過った事もありましたが、
今は仕事の楽しさを心身ともに取り戻しつつあります。
皆様からの応援も、大きな力になっています。
ありがとうございます。
焦らず、でもしっかりと、歩んでいこうと思っています。
特に家族には、少しでも安心してもらいたい!
今後ともよろしくお願い致します。
ありがとう!をしている会員
ゆうこりん
こんにちは。
私は労務関係の仕事をしており
職場の就業規則や休職に関する手続きや管理をしています。
今回自分自身が病気になり半年にわたり欠勤や早退を繰り返しましたが月曜日からフルタイムに戻ります。
私は慢性期病院勤務なのですが
事務だからこの働き方ができたと感謝しています。チームで動いている現場のスタッフは
癌になったとしても私のように体調優先の働き方はできなかったのではと思います。
6ヶ月休職したら退職となる規則があり
なかなか病人には冷たいです。
治療と仕事を両立しやすい職場づくりを
少しでもしていけたらなぁと
日々思います?
2018-03-31 14:54:47
hananagi
コメントをいただきありがとうございます。
現時点では、がんを想定したシステムが職場単位に浸透していないのが、
一番の課題です。
そもそも休まない事が前提の人員配置な上に、
特定の人員に業務が集中している環境自体が間違いなのですが。
事務職、技術職などの職域にかかわらず、
一定の支援が行われたのちに、
個々の事情を考慮した対策が行われると助かるかなと。
規則関係の手続きって、気を遣う事が多くありそうで、
本当に大変だなと感じています?
月曜から復帰との事ですが、
少しずつ慣らし運転からで良いと思うので、
無理せずお互い頑張りましょう?
2018-03-31 16:18:18