こどもをもつがん患者でつながろう

森村ジム

長野県 / 大腸がん / ステージ4

2018-05-23 06:05:40

FOLFOX+パニツムマブ(三回目)

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日記

昨晩から入院中です。

CVポート二号もダメになったため、抹消に点滴ルートをとって37時間のフルオロウラシルを注入するのが、主な目的の入院です。と、言っても、37時間で終わった試しはなく、48時間以上は覚悟していますが笑。

大腸がん以外の方に講釈を垂れると、FO=フルオロウラシル+LF=レボホリナート+OX=オキサリプラチンの三剤併用がFOLFOX。

OX=オキサリプラチンを、IRI=イリノテカンに変えたのがFOLFIRIと呼ばれる療法です。一次~二次は、どちらかを先にやるのがメジャーなようです。(分子標的薬が使える人は更にプラス)

三次~四次は、レゴラフェニブかロンサーフを、やはり順不同で。

4月前半にレゴラフェニブを飲みましたが、副作用がきついだけで、治療効果はほとんどなし。残りの手札はロンサーフ一枚…。ついに終わりかと精神的にも追いつめられました。

ここで主治医はレジメン通りにロンサーフに行かず、タイトルのFOLFOX+パニツムマブを選択。娘の誕生日には外泊、GWには退院を実現してくれました!併用する分子標的薬ならベハシズマブ・ラムシルマブと、もう二つ未使用薬も!

がんの側にまだ耐性を獲得されていないみたいで、CT上でも腫瘍の縮小が確認されました。引き続き効くとの見立てで、今回は三回目の治療になります。一次療法だったFOLFOX+セツキシマブに比べると副作用も軽めで、わりと快適です。

ただ、通算11回目となるオキサリプラチンの副作用がきつい!手足のシビレが半端じゃないです。ある段階を越えてしまうと、たとえ投与をやめても一生シビレは消えないとか…。

現時点で一旦あきらめたのは、ペンとお箸。グーで握ることしかできません。二歳の娘に負けてます。

携帯の文字入力方法も、この日記を書きながら矯正中。ファミコンからプレステ、ガラケーからスマホに至るまで、ボタンを連打して暮らしてきましたが、ついにフリック入力を練習しています。

緩和ケアの先生からは、足は青竹踏み、手はクルミ回しのオススメあり。高知産の青竹と地元産のクルミをくれました。高知は奥さんの故郷なので、なにやら縁を感じますね笑。毎日、踏んで、回して、リハビリします!

では、お医者様泣かせの細い血管に、ひとまず点滴ルートが無事とれることを祈って、失礼します。

ちなみに今回はQOLの観点から、オキサリプラチンは予定量の80%で行くそうです。


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