こどもをもつがん患者でつながろう

花木裕介

千葉県 / 中咽頭がん / ステージ4

2018-11-05 18:23:29

がんチャレンジャーたちとの出会い。

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日記

ブログ記事『がんチャレンジャーたちとの出会い。』を書きました。よろしければご一読ください。

https://ameblo.jp/hanaki-yuusuke/entry-12416847169.html

(以下、本文転載)
こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。

昨日は、がんに罹患した同志の方々とお会いする機会に恵まれました。

以前もかかりつけの病院のがんサロンに行ったことがありますが、今回は比較的年齢や境遇(皆さん、お子様をお持ちであることなど)も近い方が多く、とても安心感のあるムードでお話をさせていただくことができました。

何よりも印象的だったのが、皆さんお一人おひとりが夢や目標を持って今を生きているということ。

そして、笑顔が絶えないということ。

もちろん、罹患していない方と比較して、と言いたいのではありませんよ。

ただ、僕自身も感じたことですが、実際に命が有限であることを目の前に突きつけられ、それを受け入れてなお前を向いて生きるということで、自ずとやりたいことや日々に対して真摯に一所懸命になれるんじゃないかな、と思うわけですね。

僕が、世の中に広めていきたい「がんチャレンジャー」という言葉には、「がんという病気そのものにチャレンジする」という意味の他に、「がんに罹患しながらも、自分の可能性にチャレンジする」という意味も込めていますが、すでにそのようなマインドをお持ちの方がこれほどまでにたくさんいらっしゃるという事実に、とても勇気づけられました。

僕も負けていられませんね。



この11月で、がん宣告からちょうど1年になります。 

当時の記憶は、なんだか白黒の味気ない写真のような印象でしか残っていません。

でも、今はちゃんとカラーで物事が見えています。

それも、これまで以上に鮮明に。

空も、雲も、太陽も、木々も、そして鳥たちも。あらゆるものが鮮明に、みずみずしく僕の目に飛び込んできます(時に落ち込むこともありますけど……)。

見えている景色は同じでも、そのときそのときの感じ方次第で色彩は大きく変わってくるんですよね。

そんな新鮮な気持ちを忘れることなく、これからも日々を大切に、そして小さくともコツコツとチャレンジを続けていきたいと思います。

一人でも多くのがん罹患者の方に、「がんチャレンジャーです!」と名乗ってもらえる日が来ることを祈りながら。

皆さん、昨日は本当にお疲れ様でした、ありがとうございました。

(了)


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