こどもをもつがん患者でつながろう

花木裕介

千葉県 / 中咽頭がん / ステージ4

2019-02-14 08:17:13

パパが咽頭がんになってしまい、どう乗り越えれば良いかと頭を抱えているママたちへ

CP会員以外も閲覧可能

日記

ブログ記事『パパが咽頭がんになってしまい、どう乗り越えれば良いかと頭を抱えているママたちへ』を書きました。よろしければご一読ください。

https://ameblo.jp/hanaki-yuusuke/entry-12440015732.html

(以下、本文転載)
こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。

今日はちょっと対象者を限定してメッセージしますね。

タイトルにもある通り、「パパが咽頭がんになってしまい(もしくはその疑いがあり)、逆境をどう乗り越えれば良いかと頭を抱えているママたち」に向けて書きます。

なぜなら、このブログは、不特定多数の読者の方にお越しいただいていますが、いただく質問やメッセージで多いのが、ご主人ががんになった(もしくはその疑いがある)という奥様からだからです。

「主人がどんなことを考えているか分からなく不安だったが、どんな言葉をかけられると嫌で、どんな言葉ならありがたいのか、その参考になりました」
「この先の治療の見通しが経ち、安心しました」
「花木さんの言葉に『大丈夫なんだ』と勇気をいただきました」

そんなお言葉をいただいてきました。

多分男性は女性に比べて、あまりこういうの読まないと思うんですよね。

僕も正直治療中、ブログというものは書きこそすれ、あまり読んできませんでしたから。

でも、妻は片っ端から読んでいました。

そして、僕にいろいろと教えてくれるんですけど、僕はお礼だけ言って、やっぱりあまり読まない(妻よ、今更ながらゴメン)。

「人の力は頼らない!」みたいな意地のような気持ちも、治療前後はどうしても働いてしまいますしね。



先日、僕の本を読んでくれた方からこんなコメントをいただきました。

「当時、治療をしていた夫の心境は理解できませんでしたが、この本に触れて少しだけ理解できた気がします。もっと早く出会っておきたかったです」

「そうか!」と思いました。

ブログも書籍も一緒なんだ。

ご主人が咽頭がんになってしまい(もしくはその疑いがあり)、どう接すれば良いかと頭を抱えている奥様たちこそが、この本を今求めている方なんだ。

さらには、育児も並行して行っていかなければならないママたちこそ、最もこうした情報を求めているのかもしれない。

今更ながら、そんな気づきをいただいたわけです。

少し大きく広げて、咽頭がんでなくても、がん全般でもいいかもしれません。

とかく男性はあまり自分を語りたがらないものです。

僕自身も、妻になんでもペチャクチャとは喋りません。

でも、今後治療と向き合う方々のためにと、ブログには思ったことや感じたことを書き続けました。

さらに書籍では、子どもへの手紙形式にして、喜怒哀楽を前面に出し、治療中の出来事や、逆境をいかに家族と乗り越えてきたかをしたためました。

・妻や子どもたちが普段と変わらず接してくれることに対する喜び。
・「どうして俺がこんなことに…」というやり場のない怒り。
・仕事も育児もやらなければならないことが山ほどあるのに、断念しなければならないことに対する哀しみ。
・食べたいものを食べ、行きたいところに行ける、といった当たり前の楽しみに対するありがたみ。

などなど。

あなたのパートナーも、もしかしたら同じような想いを抱いているかもしれません。

そんな想像のヒントにしていただけたら嬉しく思います。

多分、タイトル『青臭さのすすめ 〜未来の息子たちへの贈り物〜』からは、その辺りが伝わりづらいかなーと思い、今更ながら、ご報告させていただきました。

ちなみに僕は、書籍の中で、妻への感謝を盛んに書いています(もちろん本音です!)。

あなたの寡黙なご主人も、きっと実際は同じ気持ちだと思いますよ。

◆◆◆

▼Amazonでの販売はこちらから。
https://amzn.to/2G0Lbe4

▼第1章までの無料試し読み期間を2019年2月22日(金)まで延長していますので、こちらもよろしければ。
https://writing-coach.jimdo.com/experience-of-stage%E2%85%A3/

(了)


コメントの編集

gif/jpg/jpeg/pngファイルをアップロードしてください。

写真を取り消す

Copyright © 2016-2018 Cancer Parents. All Rights Reserved.