2019-05-29 21:22:01
がん罹患社員の復職後の経済状況と、その打開策としての副業・兼業について(その2)
日記
ブログ記事『がん罹患社員の復職後の経済状況と、その打開策としての副業・兼業について(その2)』を書きました。よろしければご一読ください。
https://ameblo.jp/hanaki-yuusuke/entry-12464676335.html
(以下、本文転載)
こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。
先日書いた「がん罹患社員の復職後の経済状況と、その打開策としての副業・兼業について」の記事が、思いのほか反響がありましたので、便乗して第2弾を書いてみます(笑)。
▼【参考】ブログ記事「がん罹患社員の復職後の経済状況と、その打開策としての副業・兼業について」
https://ameblo.jp/hanaki-yuusuke/entry-12461633536.html
この度、勤務先の計らいで、副業・兼業を許可してもらったわけですが、とはいえそれですぐにうちの経済状況が安定するというわけではもちろんありません。
副業初心者が、いきなり自分の力でお金を生み出そうとしてもなかなかうまくはいかないものですからですね。
だからといって、確実に時給などが支払われる労働集約型のバイト(例えば深夜のコンビニやファミレスなど)をしていては、体力的に厳しいがんサバイバーにはさらに響きますし、本業がおろそかになってしまいます。
そこで、当面は、なんとか日常を切り詰めて、凌ぐ作戦に出ました。
まずは長年所有していた原付バイクを1万5000円で売りました(画像参照)。これで、妻が車を使うときは、もう自転車に頼るしかありません苦笑。
でも、毎年かかっていた軽自動車税2,000円がかからなくなるので、少しは固定費が下がります。
宿泊の伴う旅行は、復職後からできるだけ控えていましたが、今は日帰り旅行もできるだけセーブするようにしています。行くとしても、子どもの(僕の?)希望で、Jリーグ観戦くらいですかね。
あと、最近は、要らなくなった洋服や書籍を売って、わずかなお金を家計の足しにしています。
メルカリで初めて出品した商品が売れたときはなかなか感動でしたね(利益はわずか1,300円でしたけど泣)。
幸い、僕の美容院代は、治療中に買ったマイバリカンで毎月刈っているおかげで一切かかりません。寝癖直しも不要になりましたし、これからももちろんこれでいきます。
後は今検討しているのが、月々4000円程度の新聞代の削減ですが、さすがに確かな情報源を一つくらいは確保しておきたいので、これは削らずにいきたい。
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まあこんな感じで、治療前からFPの友人に相談したりしてそれなりに切り詰めていた家計費を一層切り詰めることで、貯蓄の切り崩しをなんとか防いでいるという次第です。
でも、同情は不要ですよ。これくらいのことは、がん罹患者でなくても、多くの人がやっていることでしょうし、子どもたちの教育資金だけは確保しておきたいという親心ですから。
ただ、誰もが実名で書けるわけではないと思うからこそ、率先して書いているだけなので。
がん治療をして、復職して、キャリアを再構築せざるを得ない社員は、将来への不安から、こんな感じになることがありますよー、という一事例として、「ふーん、そんな実態なんだ」と感じてもらえればと思います。
でも、いつまでも削ってばかりではいられませんので、少しでも以前の状態に近づけるよう、引き続き知恵を絞っていかなくてはなりませんけどね。
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