こどもをもつがん患者でつながろう

花木裕介

千葉県 / 中咽頭がん / ステージ4

2019-08-05 08:02:26

小中学生向けに講演をしてきました!(広島〜鹿児島周遊第1弾)

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日記

ブログ記事『小中学生向けに講演をしてきました!(広島〜鹿児島周遊第1弾)』を書きました。よろしければご一読ください。

https://ameblo.jp/hanaki-yuusuke/entry-12501511731.html

(以下、本文転載)
こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。

この週末は、思いがけず、広島〜鹿児島の一人旅が実現しました。

まず、金曜日に午後から移動し、友人と10年ぶりくらいに夕食を共にしました。がん治療中から、「治ったら必ず飲もう」と言ってくれていて、その約束をようやく果たすことができました。

そして、翌土曜日早朝より、父のつながりから、広島県のとある研修会場へ。小中学生の前で30分ほどの講演をさせてもらいました。

僕も高校生のときに一度参加したことのある研修会に、今回は講師としてがん体験から学んだ大切なことを伝えてきました。

いやー、それにしても小中学生(中には5歳の子も!)に自分の体験を伝えるというのは初めてでしたが、なかなか難しいものですねー。

ちょっとでも分かりにくい言葉を使おうものなら、「えっ!?」という顔をされてしまう。

できるだけ伝わりやすいように言葉を慎重に選びながら、時に当初考えていた構成をあえて崩し、話題を合わせながら進めていきました。

そして、中盤、人生の逆境を乗り越えるために大切なことを伝えようとホワイトボードに書いたのは次の3つです。

1. 「当たり前」は「有り難い」。
2. 一日一日、全力。
3. 夢を追いかける。

※すべてルビ付きで書きましたよ。

自著『青臭さのすすめ』が、自分の子どもたちに宛てた手紙という設定でしたから、その中から特に自分が大切にしていることを選んで、治療の経験談とともに伝えました。

そして最後には、「身近に困っている人や支えが必要な人がいたら、声をかけて助けてあげてほしい」と付け加えました。

僕自身、皆様のそうした気持ちに支えられてきましたからね。



小中学生に話をしてみて思ったのが、もちろん成年教育も大事だと理解しているものの、若年層に対して我々がんサバイバーができることも多いんじゃないかということです。

がんという病気のことだけでなく、その経験を通じて、人生で重要なこと(と僕が思っていること)を伝えられるような手応えを感じました。

また、僕自身は、東日本大震災の復興応援活動の頃から、子どもたちへの支援(当時は震災遺児への育英支援)をほそぼそとながら行っていたこともあり、やはり次の世代に何かを伝えたい気持ちは今も強いんですよね。

そのことがはっきりと理解できた一日でもありました。

今回話を聴いてくださった全国から集まっていたお子様たちが、今後ますます成長されることを心から願っています。

そして、小中学生に向けて、僕の経験がお役立てできそうでしたら、遠慮なくお声掛けください!

では、この後、誌面を分けて、鹿児島編をお送りしますね。

(了)

  • ゆり

    こんにちは。子どもたちの前でお話された経験いいですね。きっと難しいけどいいリアクションも返してくれたのかなぁなんて想像しながら読んでいました。
    自身の体験から得た気づきを次の世代にパスするっていうのは素敵ですね。
    これからも頑張ってくださいね!

    2019-08-05 10:08:27

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  • 花木裕介

    ゆりさん
    ありがとうございます!
    CPでも、子どもたちにメッセージを伝える機会などが作れると良いかもしれないですね。
    今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

    2019-08-05 18:56:56

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