2019-10-31 13:33:54
『楽しくなければ仕事じゃない』を読んで、学んだこと。
日記
ブログ記事「『楽しくなければ仕事じゃない』を読んで、学んだこと。」を書きました。よろしければご一読ください。
https://ameblo.jp/hanaki-yuusuke/entry-12540920863.html
(以下、本文転載)
こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。
今年2月、かつて僕がお世話になった出版社ディスカヴァー・トゥエンティワンの干場弓子社長との出会いを振り返ってみたのですが、覚えていますか?
▼ブログ記事「辛い治療を耐え抜く力をくれた、10年前の出会い。」
https://ameblo.jp/hanaki-yuusuke/entry-12441390616.html
この度、その干場社長が書籍を出版されました。
これまで編集の立場から数千冊の本の出版に携わってこられ、「恐らくご自身ではあえて書かないんだろうなー」と思っていたので、僕も驚きました。
早速amazonで購入し拝読すると、10年前に教えてもらった数々の仕事を楽しむための考えがページをめくるごとに展開されており、気づくと自分自身の10年間とも重ね合わせていました。
ここで、僕が学ばせてもらっていたことの一部を書籍の引用を通じてご紹介しますね。
◆
●チャンスはいつも、あなたが思っていることの外にある。いつもやっていること、いつも会っている人の外にある。
やってみなければ、今と同じ、もしくは今の延長上の想定内の状態が続くが、やってみると、想定外のことが起こる。非連続なことが起こる。それが楽しい。それが次のステップをつくる。だから、とりあえず、自分の身を投げ出してみる。
●社会人の勉強の目的は、アウトプットにあるはずだ。ではどうするか?といえば、ケチケチしないで、今あるものを全部出し切っちゃうこと。すると、自然に新しい知恵、技術、情報が、入ってくる。
●何であれ、一直線にほしいものにたどり着けるなんてことはめったにない。たいてい回り道をするものだ。その回り道こそが人生じゃないか?
一見、無駄に感じられる出会いが、のちに素晴らしい縁となったりする。一見、無駄な勉強が、あとで役に立ったりする。引き出しは多いほどいいのだ。
●理由が必要なのは、やるときではなくて、やらないとき。だから、自分が「理由」を考え出したら、気をつけたほうがいい。そして、まずは、理由の中に深入りしないで、身体でも動かしてみることだ。
次に、理由ではなくて、方法を考える。もっとうまくいく方法。
●思ったからといって必ず実現するとは限らないが、思わないことには、万が一にも実現しない。
●ひとりでうんうん孤独にがんばるより、人の手を借りてでも何でも、結果を出せ!というわけだ。
●仕事は与えられるものではなくて、ましてや、やらされるものではなく、創り出すものだ。今の仕事にあきたらなければ、自分で創り出せばいい。
●もし、「過去」が全部黒い色に彩られていたとしても、だいじょうぶ。オセロのように、一発で、白に変えることができるから。「現在」によって。
●でも、たとえば、大切に育てていた犬が、天寿を全うする前に死んでしまって悲しい思いをしているからといって、その幸せだった日々までを否定するとしたら、それはひどい。今がどんなに辛くても、これまでの日々に感謝したい。途中よければ、すべてよし。そう思いたい。今、悲しんでいる人に、そう言いたい。
【出典:『楽しくなければ仕事じゃない』(干場弓子著・東洋経済新報社)】
※他にも、干場社長がかつて公務員を目指したことがあったことや、小学校の通知表で「やや消極的」と書かれたことなど、現在のイメージとのギャップ(!?)も楽しく読ませていただきました。
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僕自身は40歳になった今でもしがない一般社員ですが、病気に罹患し、多くのものを失い、悲観することがあってもなお、曲がりなりにも世の中に向かってチャレンジを続けていられるのは、10年ほど前のどうしようもなく内気で行動力のなかった自分が変わるきっかけをもらったからだと思っています。
そんなきっかけを与えてくださった干場社長への感謝の想いとともに、このブログを書いてみました。
最後に、干場社長が信条のひとつにしているというこの言葉を自分へのエールを込めて残したいと思います。
「後悔しないこと。後悔しないと決断できる決断をすること。」
(了)
ありがとう!をしている会員