2019-12-13 22:35:45
不安の波に飲まれそうになったら……
日記
ブログ記事『不安の波に飲まれそうになったら……』を書きました。よろしければご一読ください。
https://ameblo.jp/hanaki-yuusuke/entry-12557739116.html
(以下、本文転載)
こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。
久々に投稿します。
11月の帯状疱疹による一週間の休暇以降、公私ともに少し活動量を減らしていました。
特に勤務先の方からは、「出張による登壇業務の負荷が高すぎたのではないか…」と結構心配をいただきました。
でも、回復し復職してから、なんとなくですが、逆にメンタル不調に陥る回数が増えました。
体力的には全然楽させてもらっているんですけどね。
ただ、それに反比例して気持ちが落ち込んでしまうんですよね。
◆
先日、とあるセミナーにパネラーとして参加させていただいたとき、司会の方から、「花木さんは出版したり、法人を立ち上げたりと、なんでそんなに行動的でいられるんですか?」と質問を受けました。
私は少し考えてから、こう答えました。
「自分ではそれほど行動的とは思っていません。ただ、がんに罹患してからはそれまで以上に不安を抱えることが増えました。再発・転移をはじめとした体の不安、お金やキャリアの不安など、何もしなかったらそういった不安の波に飲みこまれそうになります。
例えると、一輪車や自転車に乗っているようなものです。漕ぎ続けないと止まってしまい、足が地面に着いてしまう。上手に休憩ができればいいんですけど、やっぱり足が着いてしまうと(ふとしたときに不安を感じてしまうと)辛いんですよね。だから、私は行動をし続けているんだと思います」
皆さんの周りにも、活動的なサバイバーの方がいらっしゃるかもしれません。
その方々の多くは、同じような感覚を抱かれているかもしれません。
やっぱり、一度大病をしてしまうと怖いんですよね。この先もまた、自分にだけ不幸が訪れるんじゃないかとか、ごく稀にしか起こらないことが自分には起きてしまうんじゃないかとか。
だから皆さんにお願いです。
皆さんの周りのサバイバーが、少し無理(チャレンジ)をしていたとしても、それはそういった背景もあるのではないかと察して、温かい目で見ていただきたいのです。
もちろん、無理をしすぎているようであれば、それはそっと教えていただきたいですが、少なくとも、少しくらいの無理(チャレンジ)は、むしろ「生きていること」を実感できて嬉しいくらいです。
ちなみに今週の私は、
月曜…公私ともに登壇(午前中研修登壇、アフターファイブで表参道に行き、パネルディスカッション参加)
火曜…残業
水曜〜木曜…本業で、九州に研修登壇のため出張
そして今日金曜日は、本業の後、とあるプライベートパーティーに参加してきました。
これでも、まだまだ不安が入り込む余地があり、まだまだ行動量が足りないなーと感じています笑。
そろそろ、立ち上げた社団法人の方も事業を始めようと思っていますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
何か私の経験がお役に立てるようでしたら、いつでもお声掛けください!!
▼お問い合わせは以下より
https://www.gan-challenger.org/contact
(了)
ありがとう!をしている会員
みぽこ
こんにちは。
不安の波
少しのチャレンジは 温かくみまもってほしい。
底無しに,共感です。
2019-12-23 09:08:12
花木裕介
みぽこさん
コメントありがとうございます!
共感いただき、こちらも次のコメントの励みになります!
2019-12-23 14:05:22