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茨城県 / 悪性骨腫瘍(骨肉腫、軟骨肉腫、ユーイング肉腫など) / 寛解

2020-03-11 22:03:10

入院89日目、手術内容説明①

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日記

こんばんは。

入院89日目となりました。

主治医の先生の外来診察が終わってから、
3/24(火)の手術内容等についての説明がありました。
両親への別日を予定しているため私一人で聞きました。

3/4(水)、3/5(木)に撮影した造影剤MRI及び造影剤CTの結果から、
造影剤を良く吸収しているため、やはり悪性の可能性は依然として高いと考えられるのですが、
昨年12月に撮影した造影剤MRIと見比べると少し大きくなっているように見えるため、
一般的に骨肉腫に対して効き目のある抗がん剤(MACI:メソトレキセート、アドリアシン、シスプラチン、イホマイド。「マックアイ」と言うらしい。)
が効き目が薄い(というか効いてない)という事でした。

手術方法としては以下の4つが提示されました。

1.大腿骨及び右膝関節を人工関節に置換。
ただし、大腿部の筋肉も腫瘍と共に後半切除するため、
背中等から血管ごと筋肉を移植する必要がある。
手術時間15時間以上。
メリット:右脚が温存できる。
デメリット:再発及び感染症のリスクがある。手術時間が長い。
何十年か後に人工関節を取り換えなければならないかもしれない。
歩けるようになるまでに時間が掛かる。

2.大腿部1/2以上を切断。
手術時間3時間。
メリット:手術時間が短い。義足装着までの時間が比較的短い(約1ヶ月)。
デメリット:義足部分が長くなるので歩きにくい。他の手術方法に比べてQoLが低くなるかもしれない。

3.大腿部1/2切断後、脛を大腿部として接合。
手術時間10時間~15時間。
メリット:脚が膝上までの長さになるためQoL向上。
デメリット:脛の結合を待たなければならないため義足装着までに3~4ヶ月掛かる。

4.大腿部1/2切断後、脛から足首までを大腿部に結合し、足首を膝として使用(ローテーションプラスティ)。
手術時間15時間。
メリット:足首を膝として使用できる。
デメリット:見た目に耐えられなくて結局再度切断する人も居るらしい。
※「ローテーションプラスティ」で検索すると画像が出てきますが、
正直なかなかショッキングな外観ですので自己責任でお願いします。

お話を聞いた上で、1.は再発のリスクもあるし、あんまりオススメできないという点、
2.はQoLが著しく低下してしまう点、
4.は見た目が耐えられないと感じてしまったため、
3.で行く可能性が高いです。

最終決定は両親への説明の際に決まると思います。

その他説明いただいた内容については別途②として後日記載する予定です!
(消灯の時間になってしまったため)

頑張りましょう!


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