2020-03-23 18:48:11
入院。アフェレーシス
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日記
今日、白血球採取(アフェレーシスと呼ぶらしい)の為入院しました。
アフェレーシスは明日の予定。
通常は献血のように腕から採る場合が多いみたいですが、良い血管が見つからず、首からCVカテーテルを入れる事に。
何度もやっているけれどこの処置 研修医の先生の割合が高く、手間取られると非常に辛い。
久々に冷汗ビッショリかきました。
ベットも血だらけだし。
ざっくりのCAR−T療法(キムリア)の流れですが以下のような感じです。
1.白血球採取(アフェレーシス)
2.採取した白血球をアメリカの専門施設に輸送
3.遺伝子操作をして薬にするのに2ヶ月弱かかるので、その間悪化しないように抗がん剤や放射線治療
4.戻ってきた薬を輸注
私の勝手なCAR−Tのイメージですが、
お城(体)の中に敵をやっつける兵隊(免疫細胞 T細胞)はいるけど、敵(がん細胞)は他の住民(細胞)と区別がつきにくく、攻撃することがなかなかできない。
そこで2ヶ月弱かけてサイボーグ兵士に作り変え、敵を見つける術&分身して数を増やすよう遺伝子操作を行い、お城に戻す。
という感じです。(興味ある方はご自身でネット等で調べてみてくださいね)
奏効率は白血病では約8割、悪性リンパ腫では約5割。
先生からは画期的ではあるけれど、全員治る魔法の薬ではないと言われています。
でも治る5割に入れるように頑張る!
ありがとう!をしている会員
ゆうが
のんのんさん、キムリアの説明とてもわかりやすい説明、ありがとうございます。
無事、アフェレーシスは終わりましたか?
自分兵士の帰りを待っている間、また治療をすると思います。わたしの時はかなり強い治療で辛かったですが、ここで病気を叩けるとキムリアの後の副作用も違ってくるようですよ。わたしの前にキムリアをした方は、寛解導入まで行っていた白血病の方のようで、何の副作用も起こらなかったそうです。まだ、発展途上のお薬なので、どうなるかわかりませんが、無事にキムリア投与まで行ける事を願っています。
2020-03-25 09:11:54
のんのん
ありがとうございます。
昨日無事アフェレーシスが終わりました。
あとは検査三昧です。
私は薬が戻ってくる間は、おそらく放射線になるだろうとのこと。
多分抗がん剤はあまり効かないので。
2020-03-25 09:50:37
もふ
のんのんさん
CAR-T療法が奏功するといですね!
なんでも、神話に登場するキメラというアタマと体と尻尾がそれぞれ違う生き物のもので構成されてる怖いヤツの名前をとったそうですね。
こちらの治療法は当時はとても高価で手が届かないと言われたようですが、今は保険適用でしょうか?自由診療になるのでしょうか?
どういう経緯でこの治療を受けることになったのでしょうか?
調べたらわかりそうなんですが体験されてる方に聞いてみようと思いました。すみません。
お答えしにくかったらお返事不要です?
2020-03-28 19:48:17
のんのん
もふさん
すみません!
連日の放射線治療の通院とコロナで娘が一日中家にいるバタバタで、コメントいただいているのに気がついてませんでした!!
CAR−T細胞療法(キムリア)は、昨年に白血病と悪性リンパ腫の一部で保険適用になりました。
私は適用条件に該当したので、保険適用です。(薬価で約3400万円ですから自費ではなかなか…。)
私の場合、積極的治療の選択肢は、CAR−Tか同種移植(ドナーからの造血幹細胞移植)しかなく、しかも同種移植は悪性リンパ腫の場合はかなり治療成績も悪いため、CAR−Tが受けられるならばそれがベストという感じでした。
CAR−Tは治療可能な施設が限られることやオーダーメイドの治療薬の為、毎月ごとに受けられる人数が限られているそうです。
私がその治療の枠を取れたのは幸運だったのだと思います。(前の病院の主治医が、4月にキムリア治療可能病院に移動予定だったため、かなりスムーズに話ができたりだとか)
今のところはコロナの影響で、アメリカでの製薬状況や輸送スケジュールに支障は出ていないと言われていますがちょっと心配です。
2020-04-20 23:27:10