2020-06-03 00:45:11
ビバ羞恥心 (放射線開始前夜)
日記
明日はムネリンの誕生日。
大学生の時に一目惚れしてから、
(TVの向こうに。
野球のこと全然わからないのに。プレイがかっこよすぎて。)
時に背中を押され、
(TV越しに勝手に。
退職後、「証明書」が届くまでは春休みだ!と開き直ったくせに実際離職1週間目にもう焦ってしまい、「同い年なのに片や日本を代表し、片や・・・」みたいな『同い年』以外むしろ共通点全くないのに勝手に比較して落ち込んで一人でTV見ながら泣いて・・・なぜか背中を押されて行動に出たら翌日希望職に就職が決まって、その後12年間続く関西での生活がスタートしました。その職はその後京都に越すタイミングで辞めることになりましたが。)
時にその笑顔に癒され、
(・・・TVで。ホークスファンの夫がムネリンの写真集を買ってくれた時には戸惑い、実はまだ開いていません。異性の写真集贈るかなぁ。)
そんな彼の誕生日に、放射線治療が始まる~(こじつけ)
手術も怖かったけど、放射線も怖い。
何が怖いんだろうと最近自問自答しているけど、やっぱり副作用かなぁ。
初日から副作用は感じないと思うけど、ぬぐえないこの緊張感・・・怖いのは副作用じゃなくて閉所かな。
いやでも、放射線科の初診の数日前からいよいよ緊張感強くなってるから、放射線という大きなインパクトかな。
2週間前が放射線科の初診で、歯科でスペイサー、そして放射線科でマスクを作って頂いたけど、マスクがきつかった。
「閉所恐怖症ですか」と確認される度に「違います」と回答してきたけど、顔面から胸の上部にかかるマスクの型取りをしてもらっているときに、数秒「息が吸えない!」とパニックになった。息は吸えるようになったし、きっと実感するよりすごく短い時間だったんだろうけど、怖かった・・・
もしかしたら、閉所恐怖症??
CTやMRIくらいの余裕があるスペースは大丈夫だけど、密着マスクレベルの閉所は怖い、みたいな。
入院中に同じ部屋の2人から伺った放射線の経験談。2人が「熱かった」と言った型取りは、正直「温かくて気持ちいいなぁ」という感想だった。すでに個人差もしくは気温差。
「照射中、目を閉じる派」と「開けておく派」に分かれていたなと思って、目を開けてみたけど、マスクが狭くてあまりはっきり開けられなかったし、閉じると視界からの情報がなくなって反対に少し安心した。普段は好奇心が勝って大抵目を開けているけど、マスク着用中は目を閉じる派に入ろう。
うちお1人は私と同じ回数で、「とにかく分刻みにスケジュールされていてたくさん人が並んでいるから、急いで着替えなあかんと思って。してくれはる人によって、マスクがきれいにハマる時と、少しずれる時があって、でもそんなこと言われへんからそのままつけてるんやけどね。痛いことは何にもないんよ。位置の調整に時間がかかるだけで、照射されてるんは5分もないくらい。」と話して下さったけれど、「人を待たせないようテキパキ出来るかな」とか、「マスクずれたままの数分間に耐えられるかな」、とか聞いているだけで緊張。きっと型取りで「息苦しい」恐怖を感じてしまったから、これで更に装着がずれたらどうしよう、という不安だ。
入院期間中のうち2週間隣のベッドで、「私が最後まで出来たんやから(年齢が半分やし)きっと大丈夫やわ。」「個人差があるから、副作用も軽いかもしれへんよ」「放射線科の看護師さんがみんな優しくて、毎日励まして下さるんよ。」と、いつも数か月先の治療にビビる私を安心させるためにかけてくださった、その言葉を信じたい気持ちもまだまだある!
「放射線治療が始まったら思うように食事がとれないから、始まる前に食べて体力をつけておいて」もその方にもらったアドバイス。
この治療に備えて福岡から母が泊まり込みで来てくれたというのに実際の治療開始はかなり遅くなったけど、でもその間ほぼ毎日母の手料理を食べられたので、このアドバイスだけは守れた!!
初診の前から緊張していたことは夫にばれていたらしく、初診に仕事を休んで付き添ってくれるというので「今回は検査もないから深刻な話もないんだから大丈夫だよ」と断ったものの当日は緊張MAXで、付き添ってくれて随分心強かった!!
そして、明日も付き添ってくれると休みも取っちゃってるので、もう甘えようかな!初日さえ経験すれば、明後日以降は大丈夫なはず!
もう一つあった。。。漠然と抱えているモヤモヤ。
この治療が終わったら、戻る予定で休みをもらっている(といっても、休暇制度はないので欠勤。半年毎の契約を自動更新してもらっている模様。)6h×週5日の仕事に復帰予定。
仕事に戻るか、辞めるか。
3月に休み始めてからずっと迷っていたけど、全然答えが出ない。
いろんな懸念事項がどちらにしても浮かぶし、本音が自分でも見えない。
でも、手術後は「復帰なんかできるわけない」と思っていたのに、今、迷えるということは、機能回復面に自信がついた証拠でもある。
放射線治療を終える時には、また何か状況が変わっているかもしれないので、それまで答えを出すことは焦らずにいこうとも思う。
あぁ、昨日の電話である人から職場復帰のタイミングを尋ねられたからモヤモヤし始めたのか、そうか。(やっと自覚)
打ってる間に、ムネリンの誕生日当日になりました。おめでとうございます。
病気でも、病気じゃなくても、みんなそれぞれの課題に日々向き合って、楽しいだけじゃない一日を乗り越えている。
私なんか、こんな大人になってまで家族にめちゃくちゃ優遇されて、パート職だけど「待ってるよ」と言ってくれている人もいて、何より、治療を受けることができる。
閉所や、まだ始まってもいない副作用にビビってる場合じゃないなぁ。
でも、治療が進むとまた弱気になるかもしれないので、モヤモヤしている脳内を勝手に整理し始めたり、弱音を吐いたりしたいと思いますm(__)m
夜型人間じゃないのに夜文章書いたりして、朝には恥ずかしいと思ったりミスに気づいたりしているのかもしれませんね。羞恥心で緊張和らげ!
ありがとう!をしている会員
akira
プロフィール読みました。
私は耳下腺癌でその中で唾液腺導管癌と言う癌です。
お住まいも京都のようですし、何かと近いですね(*^^)v
私も、癌の摘出手術の後、放射線治療を行いました。
シェル(お面)ですが、結構息苦しいですよね!
私は、お願いして鼻から口のところを少し切ってもらって、息をしやすくしてもらいました。
あまり開けすぎると、固定する意味がなくなりますが、ある程度であれば融通利かしてくれますよ!
おかげで随分と楽になりました。
副作用の事等々、なんでも聞いて下さいね( `ー´)ノ
一応、放射線治療は二度しているので、そこそこ知っていますので!!
2020-06-03 09:01:07
かおる
akiraさん
はじめまして。メッセージありがとうございます!出先で読んだらうっかり目から…
お写真が!
まさにシェル(っていうんですね)装着時!
「最後に持ち帰ってもいいですからね。」と言われてびっくりしましたが、数十日間毎日着けていたら、愛着が湧くかもしれませんね。
確かに「痛みが出たら部分的に切る事も出来るからね」って言われましたが、「息苦しさにも対応して頂けるかもしれない」と思ったら、随分気持ちが楽になりました。またパニックになるようだったら相談してみます(*゚∀゚*)
少しでも安心して治療に臨めるなんて、ありがたいです。
2020-06-03 10:36:37
akira
あっ!私は通院で、朝一に放射線治療をして、そのまま仕事してましたよ(*^^)v
二度目の放射線治療は、ホントにピンポイントの照射だったので、ほぼ副作用なく、治療期間中にハーフマラソン、2回出場しました。
もちろん、完走しています( `ー´)ノ
かおるさんも、きっと大丈夫!!
応援しています!!
2020-06-03 18:05:28
かおる
放射線から仕事に直行…
治療が始まった今、改めてその凄さと気力が伝わります。
更にハーフマラソン完走だなんて、体力すごい!!
栄養と休養と運動が大事!と聞きますが、運動不足が半端ない私でございます(・_・;
2020-06-05 13:51:52