こどもをもつがん患者でつながろう

せとちゃん

千葉県 / 乳がん / ステージ4

2020-11-22 21:05:48

思考整理に次ぐ思考整理

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日記

いろいろと変化で目まぐるしい世の中で、自分の予定や計画が見立て通りに進まず、ストレスを抱えることも多いと思われる今日この頃。

私はここ3ヶ月ほどは自分の人生が終わる予定でいろいろと進めていて、先日、たまたま予想外の良い結果を得ることができましたが、今後の健康や良いことが確保されているわけでもなく、今後何が起きても自分の思考を楽な方へ変えていくことが自分を救うことになるのかなぁと考えたりしています。

この3ヶ月、救われた文章があります。
夏に副作用の辛さで散々やさぐれた後に、治療を放棄して、子どもたちと気晴らしのドライブに行き、帰宅したときに母から「テレビで紹介してたのよ」と勧められた五木寛之の「大河の一滴」という本の最終章にある文章です。

私もこの夏に治療をバンザイする決断をしたとき、家族や友人から「がんばれ」と言われて、「それはあなたの願望でしょ?私の願望じゃないでしょ?」と、励ましの言葉が自分の上を上滑りしていったということを実感しました。

kindleでハイライトする(マーカーを引く)と、その部分だけ抽出されるので、写真を撮りました。
もしも、ここにいる仲間の誰かの心の癒しに繋がったらいいなぁと思ってシェアします。
お勧めです。

※ちなみに、№2834の「如という人は」は、正しくは「蓮如という人は」と記載されています。
 改行の関係か、ハイライトに「蓮」の文字が入らなかったようです。

  • ごん

    せとちゃん
    御無沙汰してます(^-^)

    まずは、肝転移消失おめでとうございます!
    そして、素晴らしい文章のご紹介ありがとうございます。

    「大河の一滴」昔読んだんですけど、すっかり記憶から抜け落ちてました。
    【出逢うタイミング】って大事ですよね。
    それも縁なのかな。
    こんなにも心に響く文章を忘れてるなんて、、、

    「慰める」=「悲」
    よくわかります。
    感情の開放、大事ですよね。

    僕が大きく悩む事の一つに、【寄り添い方】が有ります。
    それは、仲間だけでなく罹患者としての自分自身へも。

    紹介いただいた文章の主語は「自分」なのでしょうけど
    自分だけじゃ無いよなって。

    寄り添い方に多分定型の決まった正解なんて無くて。
    さっきも書いたけど、タイミング(縁)でも正解は違って。
    何が正解かわからないけど、何かしてあげたくて。

    でも、望まれない寄り添いをして傷付けてしまったらどうしよう。
    そんな事も考えてしまいました。

    「励まし」ではなく「慰め」
    そして多分「受容・共感」
    シンプルな様で永遠のテーマだと思います。

    僕も心の支えての一つとさせて頂き
    また「大河の一滴」を再読させていただきます!

    2020-11-24 11:25:38

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    • せとちゃん

      ごんさん、コメントありがとうございます。
      そう、出会うタイミングって重要ですよね。
      過去に引っかからなかった言葉も、今だと結構引っかかってきたり。
      「寄り添い方」、大事ですね。
      私も多くの仲間を見送ってきました。
      この夏は、お客様のお嬢さんが乳がんで旅立たれました。
      私は「みんな、この世を卒業することを許されたんだなぁ」と思うようになりました。
      結局は「みんな期間限定で生きているので」というのが今の私の結論で、その時間の使い方はそれぞれ自由だと思っているので、その人が楽に好きに過ごせる方法を見つけられたらいいなぁと思っています。
      それがわからなくて寄り添い方を迷うのであれば、本人に聞いてみれば見つかるかもしれないし、本人が話すことで心が軽くなるかもしれませんね。

      2020-11-26 23:32:51

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