2021-05-02 10:10:08
薬剤師にできることは(意見募集!)
CP会員以外も閲覧可能
質問・相談
抗がん剤の治療をされる方は、多くが薬剤師からも治療のスケジュールや副作用について説明をうけると思います。薬剤師のなかにもがんを専門とする薬剤師がいます。専門をとるためには、沢山の講習会を受講し、試験や症例を沢山積み重ねる必要があります。だからこそ、普通の薬剤師よりもがん治療に精通していて、よりがんの患者さんの役に立つことができるわけですが、、
今度そんながん専門の薬剤師を目指す若手の薬剤師達に患者の立場から、こんなことを支援してもらえうと嬉しい、とか患者さんが困っていることは実はこんなところにある、こんなことを言われたら嫌だ又は嬉しいなどを話すことになりました。
私自身は外来治療などだと、薬剤師と話をするのは、初回説明だけなんてことなるケースもあるけれど、実は2回目、3回目にも継続した面談をしてもらえると、実際に家で困ったことの相談もできるのになと感じました。
がんの治療は長いので、薬剤師が主治医とともに、患者さんの頼りになる伴走者となっていって欲しいと強く願っています。
CPの皆さんががんに携わる薬剤師にこんなサポートをしてほしい(してくれて助かった)!とかこんな言葉が嬉しかった(悲しかった)などを参考にお聞かせいただけると嬉しいです。
返信に書いてもらっても構いませんし、メッセージで送ってくださっても構いません。
お話をする際に参考にさせていただきたいと思います。ご家族のお気持ちでももちろん結構です。
ありがとう!をしている会員
Junさん
素敵な質問ですね。病棟薬剤師に憧れて薬学部に入り、結果的に違う道に進んだものの、薬剤師の活躍の場がますます拡がることを願っている者です。
さて、私は手術のため、抗がん剤治療を受けてないので回答する立場にありませんが、半年以内に右膝半月板縫合術と左腎部分摘除術の2回の手術、入院をした際の感想です。
「薬剤師の存在感はないかも…」というのが率直な感想です。もちろん術後のケアが中心で薬物療法をしてるわけではないので当たり前かもしれませんが、アンサングシンデレラというドラマを観てた影響で病棟薬剤師ともっと接点があるかと期待してたので(笑)、少し寂しかったです。合計して2週間近く入院しましたが、薬剤師と話した時間は合計しても2分もないかも。そうです、雑談でもしたかったんです笑
あと、病院看護師が忙しすぎるのか、服薬管理がいい加減だなとも思いました。早朝に服薬する薬剤がなかったので、私から指摘して、手配してくれましたが、これは高齢の方だったり気づかない人もいるだろうなと。で、すぐに持ってきてくれず、ほぼ昼なんだけども…ということも。病棟に薬剤が届いても患者には届いてないなと。
あと医師もあれ?という処方があったので、一応指摘というか、尋ねて、処方を変更してもらいました。
ごめんなさい、色々と書きましたが、薬剤師ともっと話せたら、ちょっとしたことを解消できたろうなと思いました。
2021-05-02 20:29:00
まどか
Junさん
コメントありがとうございます。
手術の患者さんでも抗生剤の副作用に対処したり痛みの出かたに応じて鎮痛剤の飲み方を工夫したり薬剤師にできることは色々あるかなと思います。
私は術後痛すぎて、いっそ気を失いたいと数日思っていたのですが、そんなときこそ薬剤師に鎮痛剤の増量とか併用とかの提案をしてもらいたいと思いました。。残念ながら私が薬剤師なことが知られていたせいか、私のところにも入院時くらいしか会っていないのですが。
今は薬剤師も毎日病棟にきている病院が増えていますから、もっと患者さんの身近な存在になれるといいと思います。
ご意見本当にありがとうございました?
2021-05-02 21:41:28
いも。
すごい。経験したからこその価値は学ぶ方からしたらステキな体験ですね。
がんチャレンジャーの「寄り添い方ハンドブック」も見て欲しい。
私の場合は、抗がん剤の副作用は後から3日目あたりから2日間ドーンと倦怠感がきます。すっごい不安になりますよね。2回目からは想像できるようになるけど、回数重ねると蓄積して痺れや新たな副作用が。
いつも迷うのは病院に連絡するタイミングですね。
冊子も見るけど時系列や食べるものなど生活維持について会話が出来ればいいなぁ。これは薬剤師じゃないのかな(^^;。
外部調剤薬局だと4日目とかに連絡入るんです。内部点滴や処方はない。
難しいところですね。
2021-05-02 20:37:50
まどか
いも。さん
コメントありがとうございます!
寄り添い方の体験談などもとても参考になります。ハンドブックも是非見てみたいと思います。
なるほど、副作用の説明はあってもどんな時に、受診した方がよいのか確かに迷ってしまいますね。こんな時は受診して下さい!みたいな具体例とその理由がある程度載っていると役に立つかもしれません。
とても貴重なご意見ありがとうございます。
薬剤師ってつい薬で解決したくなっちゃうんですけど、特に便秘なんかは薬以外にも運動とか食事とか生活上色々試してみるといいことがあると実感しました。解決策は薬だけじゃないっていうことを理解して患者さんに合わせた方法を一緒に考えていけるといいなって思います。
院外の薬局さんが退院後や外来ケモ後の患者さんの様子を病院にお伝えしてくれる場合もあるので、そういった場合は担当した薬剤師が内容を確認して、次回の受診に前にカルテで医師に伝えてくれていたりすることもありますが、なかなか外来の患者さんのサポートが不十分なのが現状だと私も感じます?
LINEやメールなどでもっと気軽に病院のスタッフに相談できる窓口とかあるといいなーって個人的にすごく思っていました。
2021-05-02 22:07:36
coo
私の通院している病院では「薬剤師外来」があり
一度主治医に勧められて行きましたが
診療費を取られるわりに特に有益な話はなくて、
次回は予約を取り消してしまいました。
私としては少しでも薬は減らしたい
胃薬が必要な薬は胃が荒れないものにしたい等あったので伝えましたが
結局は主治医ではないから踏み込んだ話にはならなくて
今なぜこの薬が必要なのかを熱弁して終了。
それが聞きたかったわけじゃないんだよな~と(笑)
せっかく薬剤の知識があり
医師と対等に話せる立場なら
もっと踏み込んだ話をしてほしかったなぁと思いました。
あと調剤薬局で「何か困ったことありますか?」という毎度ある質問。
質問が漠然としていて、
いきなり聞かれると、すぐには出てこないもので?
質問が具体的だと「それあります!」とか言えるのになぁ、と思います。
検査結果とかにはすごく過敏になるので
主治医には体調を細かく報告しても
意外と薬局では「変わらないです」と言っちゃいます?
2021-05-02 20:50:24
まどか
cooさん
コメントありがとうございます。
薬剤師外来で、希望した内容ではなく一方的な説明で終わってしまったことは、がっかりなさったと拝察します。
私も薬剤師ですが、薬を飲みこむのが苦手で
痛み止めのカロナールすら歯で噛み砕かなくては飲めないので、当然漢方薬も苦手です。
一剤でも減ると嬉しいという気持ちはよくわかります。
薬剤師外来はまだ実施できている病院も限られている取り組みですが、やり方を模索している病院も多いと思います。どんなことを患者さんが希望しているのか話をよく聞いて、提案できる解決策があるなら医師に提示する。薬を今やめることが患者さんの不利益になる理由があるなら、患者さんが納得できるよう理由を説明できる外来にしていかなければなりませんね。
実際の体験談もとても参考になりました。
こんなことが残念だったよーという意見はとても示唆に富んでいて、よりよい支援の体制を考える上ではとても貴重なものです。
cooさんのおっしゃるように、こんなことで困ってないですか?とか薬剤師から声をかけてもらったりすると、もっと患者さんも話しやすいかもしれないですね。
勉強会ではそんなこともお話してみます!
お話くださってありがとうございました?
2021-05-02 22:46:40
乳酸菌
まどかさん、こんにちは
まどかさん自身が癌患者であり、薬剤師さんのことでお疲れ様です。
わたしの場合はかなり特殊な場合かもしれませんが、わたしの癌は手術も出来ない状態なので薬だけに頼ってます、なので薬剤師さんのお陰でとりあえず生き長らえてると言っても過言ではないです。
わたしもアンサングシンデレラを見てましたが、それ以上に心遣いをして頂いてます。
初診から主治医が「薬のことはあんまり解らないからー薬剤師さんと相談してー」と言われ、その翌日に入院し、その日からずっと同じ薬剤師さんがとても親身にしてくれます(いつも30分から1時間くらい話してるかも?)
その方は外科病棟担当の薬剤師さんなのですが、毎回ケモする度にケモ室までわざわざ私のために来てくれます(涙)
ケモ室専属の薬剤師さんも居ますが、
やはり入院当初からその方とお話をしてるので、わたしの今まで使ってきた抗がん剤や副作用ことなど全部把握されてるのでほんと心強いです。
あといつも処方箋を出しているチェーン店の薬局薬剤師さんもとても丁寧に薬の説明や副作用、不味い薬の場合に合う飲み物など親切に話をしてくれたり、次回のケモ時に取り寄せ必要なものがあれば(普段置いておけないっぽい医療麻薬関係のもの)電話くれたりしてくれますし、直接病院の薬剤師さんとも話をしてくれたりしてくれます。
なので、その会社に直接「かかりつけ薬剤師に指名したいんですけど、なぜ出来ないんですか?」とクレームメールを出したほどです(実際は勤務歴が短かったそうで本部からはまだ出来ないとメールが来ました)
主治医がほんとにいい加減で転院したいのですが、薬剤師さんが良い方過ぎて転院出来ません?
2021-05-02 22:16:11
まどか
乳酸菌さん
コメントありがとうございます。
病棟の薬剤師さんが外来ケモ室まで様子を見に来てくださるというのは、継続フォローの体制がしっかりされているのだと思います。
その薬剤師にとっても、患者さんにそのように言っていただけるのは、薬剤師冥利につきるのではないかと思います。
患者さんとの間に信頼関係を築くのは一朝一夕にはなりませんが、がん治療は長い道のりですから、今度受診したときに相談してみようかなと患者さんに思ってもらえるよう、薬剤師も継続したサポートを心がけていくことが大事だなと乳酸菌さんのお話を聞いて思いました。
ご意見本当にありがとうございました。
2021-05-02 23:01:26