2021-07-18 11:12:12
本
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ひとりごと
ずーっと読もう読もうと思いつつ、
時間がなくてのびのびになっていた本をようやく買ってきた。
ご存知のかたも多いかと思うが、
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」
イギリス在住の保育士である著者とその息子くんの中学校生活を描いたストーリー。
イギリスには歴然とした格差があり、
だからこそ、中学から「エンパシー」についての教育がある。
「エンパシー」とは、
「他人の感情や経験を理解する能力」
似たような言葉で「シンパシー」かあるが、
こちらは
「ある考えやや問題を抱えた人への支持や同意を示す行為」
つまり、エンパシーは知的能力であり、
シンパシーは感情の状態である。
この息子くんは
「エンパシーとは何か」
というテスト問題に対し
「自分で誰かの靴を履いてみること」
と答えている。
英語の定型表現らしいが初耳。
Put yourself in someone’s shoes
「他人の立場に立ってみる」
「相手の視点から眺めてみる」
というような意味だとか。
まさに今、世の中に必要な考え方だなぁと感じた猛暑の朝。
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