2022-01-04 20:42:42
女王の言葉
日記
デンマークでは大晦日の18時に女王が国民に向けて今年を振り返る講話をされる。
去年はこんなことを話された。1部分ですが
日本語に訳すと
…道がまったくスムーズでない人もいます。
それは特に障がいと闘わなければならない人々です。
車いす乗っていてに障がいが明らかに見やすい人もいます。でも障がいは目に見えるものだけではありません。精神病、慢性的な痛み、またはその他の何かである可能性もあります。
障がいを持って生活しなければならないすべての人に共通していることは、それが人生をより困難にすること、そしてその人たちが常に理解と尊敬に会うとは限らないということです。
その上さらに障害のある人の中には、差別されたり、嘲笑されたり、からかわれたりする人もいます。その原因は無知と思慮に欠けていることではないでしょうか。しかし、何があったとしてもそれは間違っています。その間違いを私達は正していく必要があります。
私たちは、助けるだけでなく、お互いから学ぶためにも、自分自身に時間を与える必要があります。すべての人に敬意を持って接することは難しいことではありません。
私たちはオープンに他の人間に会わなければなりません。他人のライフストーリーは私たちを賢くすることができます。自分の人生を他の人の中に映し出すことは、思慮深く刺激的なことです。
そして他人と会う時には怯えたり、不安を抱くのではなく、好奇心を持ち、誠意を持って接することで、私達は他の人との出会いで自分自身を知ることができ、賢くなれるのです。
うーん。さすが80年生きてない!
多くの人たちが寛容と好奇心を持てばこの世はどんなに住みやすく生きやすいところになるだろうか。
ありがとう!をしている会員
かおる
本当ですね。
「差別されたり、嘲笑されたり、からかわれたり」すると当然大変に傷つくと思うのですが、
「無関心」も同様だと思うのです。
「好奇心」はお互いの関わりを通して「好意」へと変わるでしょう。
良好な人間関係は人生を豊かにするし、「自分自身を知ることができ」るとは、深いですね。
教えて頂いた講話を、自分の日常に落とし込めれば・・・
実践するのは簡単ではないと思うのですが、私も全ての人が生きやすい世界を夢見ています。
女王がこのようなお話をされたということは、国民一人ひとりの力を信じているということですね。
2022-01-04 22:35:05
Larsen
かおるさんへ
無関心であることはその人の存在さえもないことのように振る舞うこと。
マザーテレサの言葉が思い出されました。
『愛の反対は憎しみではなく 無関心であること』無関心であること、他人に関わりを持たずに傍観者であること。
関心を持つことが、誰かに必要とされることがいかに人間の存在価値を豊かにするか改めて考えさせられた講話でした。
大きなことは必要ないんですよね。笑顔を他人に向けることができるだけで誰かの1日を豊かに出来ることだってあるんですよね?
2022-01-04 23:01:35