2022-08-07 19:47:30
難しい選択
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日記
昨日の出来事。中年世代の男性のガン患者さん。
化学療法を受けるたび、発熱を出し、具合が悪くなって入院を繰り返している患者さん。今回で4度目。
来週にはまた化学療法を受ける予定。
患者さん呟く。
あー化学療法受けたくないな。
でも受けなかったら4ヶ月って言われたしな。
私。色んな可能性や想像力を活かして受けなかったら場合や受けて入退院を繰り返すことを話してみる。
どんな選択にも正しいとか間違っているとかはないので、看護師として色んなケースを挙げていく。
患者さん呟く。
できるならもうちょいと長生きしたいんだよなぁ。
入院している生活に俺の喜びはないんだよな。
私。なんだか答えが見つかりそうですね。
どんな人生を送りたいかはあなた次第。人生はいかに長く生きたかに価値を置くのならそう生き方もあるし、長さに価値を置くのではなく、人生の質に価値を置くならそれも一つの生き方。
大事なことは自分の価値がどこにあるかと見極めることではないのでしょうか。
私はいつも患者さんから多くの素晴らしいことを学ばさせてもらっている。
人生の豊かさや憂いや可能性を。
ありがとう!をしている会員
チャンミ
Larsenさん、
とても難しい選択ですね。
人生をいかに長く生きるかに価値を置くか、人生の質に価値を置くか…。
その立場になったら、究極の選択のような気がします。
どちらを選ぼうと正解✨だと思うけど、やっぱり難しすぎる選択ですね…。
2022-08-08 07:30:40
Larsen
チャンミさんへ
どんなに長く生きたとしてもその間が苦痛や不安だけの日々だとしたら、感動や喜びを得られることがなかったらとしたら、人生の質は決して良いものではないでしょう。
長く生きられなかったとしても、充分に充実し、生きれたと思うのであれば人生の質は高く、良いものであるのでないでしょうか?
でもこの選択は決してガンにかかったからといって持ち上がる問題ではないと思うんです。
人生を生きている中で私達は毎日のように問われている課題ではないかと思います。
自分が望むもの、望む生き方、人生の大きな岐路だけではなく、毎日の生き方の中でゆっくりと培われていっているんだと思います。
そのためには自分をゆっくり見つめ、自分が好きなことを見つけ出せれば自然に答えは出てくるような気がしています。
2022-08-08 16:45:46