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Larsen(48)
海外 / 子宮体がん(子宮内膜がん) / 寛解日記
creative and mental health
芸術と文化は私たちを笑わせ、泣かせ、人生に違った見方をさせることができると思います。 芸術や文化、創造性は実際に私たちのメンタルヘルスを高めて、もっと豊かに人生を味わうことができると教えてくれます。 芸術の秋、なんだかクリエイティブに生きてみたい? 絵を描いたり、庭仕事したり、工作したり、家具直したり… 油絵完成しました。
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Puru(51)
大阪府 / 前立腺がん / ステージ4ひとりごと
VRを使った運動
我が家にはVRヘッドセットがあります。 VRは「Virtual Reality」の略で、「人工現実感」や「仮想現実」と訳されています。 さて、先日Larsenさんから倦怠感の軽減に適度な運動が良いとお聞きしました。 そこで「軽い運動にVRのゲームが使えるんじゃないか?」と思い試してみました。 試したのは、 ・Beat saber ・Pistol Whip ・スペースチャンネル5VR あらかた★ダンシングショー の3本のVR向けゲームソフトです。 どんな内容かはGoogle先生やYoutubeで調べて頂くとして、 運動量的には相当なもの。軽い運動では済みませんでした。 両手に持ったライトセーバーでリズムに合わせて飛んでくる箱を切ったり、 弾丸を避けるために屈伸したり、指示通りに踊らされたり... 傍から見たら、「いい年した大人が何やってんだ?」に見えますが、 本人はVRでゲームの世界の中に居るので楽しく運動できました。 なかなか環境を選ぶ運動の仕方ですが、VR機材をお持ちの方がいらっしゃれば 一度試してみてはいかがでしょうか。
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直心(49)
福島県 / 乳がん / ステージ1日記
そわそわ、バタバタ、あっ!な10月
今月初めからの親子共同作品の展示にともない、チラシをお願いしに店舗や事業所へ行ったりなんだり。 初めての体験、取材も受けたりで。 運転技術に自信がなく、近場しか出ない私にしてはかなりあちこちへ車を走らせたこの10月。 あっちへ~こっちへ~ あっ!今しか行けない!! またまたあっちへ~ そしてなんとなく、なんとなくだけど、少しづつだけど動いていけている。 …気がする。 なにか忘れている気もする。
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はぴこ(53)
福岡県 / 胆管がん / ステージ3呼びかけ
ぜひ!読んでみて★
こんにちは! 先日はたくさんのコメント★ ありがとうございました。 話題の小室Kさんと同じ誕生日だから、ワタシ、引きが強い!?^ ^、 今日は、オススメ本の紹介です。 「更年期障害だと思ってたら重病だった話」 すぐ読めます! でも…明るく軽いけど、深く、鋭い。 著者の理子先生。 47歳で死にかけて心臓の大手術をされました この本には 不調から突然倒れかけて、検査三昧、転院、手術、術後、術後3年の現在までが 明るく、でも繊細に鋭く書かれています。 先生の言葉や医療関係者の対応から感じること、検査前のドキドキ感、術後からの回復、退院してから自分のカラダに驚いたこと…。 病気はちがいますが、 1ページごとに、わかる!わかる!わかる! まるで、ワタシのこと?って^ ^。 きっとみなさんも激しく共感されるのでは? ただ…心臓とがんは違って…。 理子先生の主治医は、本の中で、 「大丈夫!」という言葉をよく言われてますが、ワタシの主治医とおるは、大丈夫とか絶対言わんし…。 「腹くくっとかんといかん」 「油断するな」 「怖いことも知っとかんといかん」と 恐喝?され続け、かれこれ2年3カ月。 でも、心臓だから、がんとは違うまた別の痛みもあり、なるほど…と思うことも。 巻末の 「開胸手術して回復したその後のはなし」 では、今の様子や、気をつけてること、 命との向き合い方、そして子育てママへの メッセージがいっぱい。 なんと!そこに… 「術後は睡眠に1番気をつけるようになった!」と。 睡眠との付き合い方や体調の変化が詳しく書いてあるではないかっ! な、な、なぬーっっ! 10分早よ寝るキャンペーン隊長のワタシは めちゃ嬉しかった★ 術後の方、術前の方はもちろん、 抗がん剤治療や経過観察の方、 よかったら読んでみて! あ、ワタシ、無職。図書館です^ ^。
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Larsen(48)
海外 / 子宮体がん(子宮内膜がん) / 寛解日記
リハビリテーション
コメントでリハビリテーションについて少し書いたのでもう少しアドバイスができればいいなと思います。(私のわかる範囲内で?) リハビリテーションって聞くとなんだか身体の機能が低下したから行うってイメージがありませんか? でも本当は身体の機能の持続性を保つためにも行われています。 例えば Performance status (PS と訳されている身体全体の状態を表すスケール) の1や2の人たちは身体の機能を同じ状態で保つことが治療を受ける上で大切なんですよね。 だからリハビリテーションはとても大事な事なんです。 あと治療による倦怠感や後遺症を軽減してくれる良さもあります。 その上食欲も自然に上がってくるというメリットもあります。 大がかりなリハビリテーションは必要ないけれど、少しずつ日常動作トレーニングはおすすめですよ。 あと簡単な筋トレとかも? 多くの患者さんは自分でできることは自分でやりたいですよね。 リハビリテーションはその大切な一つだと思います。
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Puru(51)
大阪府 / 前立腺がん / ステージ4日記
子供を自立させるためにできそうな事
最近我が家では時々ですが、子供たちに自分の晩御飯は自分で作るようにさせています。 うちの奥さんは看護師をしていて、帰宅が遅くなることが多いのと、 来月に子宮筋腫の摘出手術で入院を控えています。幸い良性のものです。 それに私も前立腺がん治療中の身。 ホルモン治療+放射線治療でうまく抑えられていますが、 いつCRPCになるかは分かりません。 なので子供たちには時々ですが、自分で食事の用意をさせています。 今日は次男が作った焼きそばと、私が作った海老マヨネーズです。 長男と次女も色々料理を覚えていて、カレーライスやシチュー、 お好み焼きなんかを作ってくれることもあります。 長女は京都で一人暮らし中なので、必然的に自分で料理しないといけません。 私は今のところ休職中の主夫なので、知っているレシピを子供たちに 教えたいと思っています。今日の海老マヨネーズはまだ教えていませんが、 下ごしらえがちょっと面倒なだけで、あとは簡単です。 殻をむいて背開きにしてワタをとったら、塩・胡椒を揉み込みます。 そして料理酒に浸してしばらく冷蔵庫へ。30分くらい冷やせばいいかな。 そこへ片栗粉と卵白を投入しよく混ぜて、油で揚げるだけ。 あとはマヨネーズと練乳を混ぜたソースに和えるだけでそれっぽく仕上がります。 うちの奥さんや子供たちにも大人気のメニューの出来上がりです。 これは自分の経験ですが、料理を覚えておくと何かと節約になります。 浮いたお金を貯めてスキューバダイビングしに行く費用にしていました。 将来、子供たちの自立に向けて、こう言うスキルを身に着けて欲しいと思っています。
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Larsen(48)
海外 / 子宮体がん(子宮内膜がん) / 寛解日記
ポルトガル
コロナのせいもあってどこにも行けずじまいだった去年、旅行の計画なんてとてもじゃないけど組み立てれないほど頭がこんがらがってらいた去年…。突然何処かに行きたーいと思い立ち。子たちの秋休みにポルトガルに来ました? 子供の頃から日本に来た初めての外国人がポルトガル人であることに惹かれていたのでなかなかいい旅行先ではあるなーと思ってました。それがまさに現実になるとは? あー改めて生きてるって素晴らしい。目が見え、美しい景色に心を打たれる感情があるって素晴らしい。美味しいものを味わえる舌と感覚があるって素晴らしい。砂を触りゴツゴツとした感覚を感じられ、気持ち良いと思えるって素晴らしい。 生きるって大変で、時々倒れそうになるけど、やっぱりこんな感動をまだ味わえるなら、もっともっと命の続く限り生きたいと思えた旅でした。
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花木裕介(45)
千葉県 / 中咽頭がん / ステージ4呼びかけ
【ご協力のお願い】チャンネル登録にご協力いただけませんか。
こんにちは、がんチャレンジャーの花木です。 皆様にはいつも応援やご支援をいただき、感謝しています。 今日もまた厚かましくも(笑)お願いとなります。 ただいま、一般社団法人がんチャレンジャーの方で制作を続けているYou Tube番組「寄り添い方チャンネル」へのチャンネル登録のご協力をお願いできないでしょうか。 https://youtube.com/channel/UCL_t5Zx5JO8apy9EzR2zJEw 現在、265名まできましたが、まだまだ知名度が低く、なかなか本来届けるべき、「がん罹患者にかかわる方々」に情報が行き届いていません。 そこで、少しでもチャンネル登録者数を増やしていくことで、信頼感を高められないかと考えています。 コンテンツ自体は、多くのCP会員の方にもご登場いただき、「嬉しかったかかわり」や、「辛かったかかわり」などをお聴きすることで、とても有意義なコンテンツに仕上がっていると自負しています(少々時間が長いのが課題ではありますが)。 500名くらいまで届くといいなーと思っており、皆様のご協力をお願いできたら嬉しいです。 もちろん、ご期待にそえるよう、引き続きコンテンツを増やし続けたいと思っていますので、どうぞよろしくお願い申し上げます!
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おけはざま(48)
千葉県 / 子宮頸がん / ステージ3日記
気づけば明日で45歳だよ。Happy Birthday to ME!!!
昨日、4回目の抗がん剤を終え、来週がラスト。放射線治療も残すところあと8回になったよ。 昨日、看護師さんに、残りの放射線回数を聞かれたから、左手広げて、水、木、金…と数えていたら 「片手で数えられるまでになったんですね!」って言ってもらえたのが、なんだかすごく嬉しかった。 ついでに、数えていた左の掌がパンパンに浮腫んでたところが笑えた(抗がん剤の点滴を左腕にしてたから)。 9月27日からスタートした、追加治療。 最初の1週、ほんとしんどくて、ジタバタして、CPでSOS出して、いろんな方にアドバイスや励ましをもらって、泣きながら、どうにかこうにか、ここまで来た。 今一番しんどいのは、下痢だなー。放射線で腸がやられて食べても出してもチリチリ痛い。でも、抗がん剤やると、その影響(抗がん剤なのか、副作用抑える薬なのかよくわかんないけど)で便秘にもなって、もうてんやわんや。。。 下痢のせいで、肌はパリパリに乾燥するけど、気持ち悪くて保湿する気力もあんまりない。 なんなら、毎朝、顔を洗う気力もなく、時間になるとフラーっと行ってきまーすと病院へー。 かろうじて、入浴が毎日できているだけ偉いよ、私。 手術と追加治療で、私の体内は、今までとは入れ替わっちゃった感じで、どう扱えばいいのかよくわからん。。。 治療が終わって、少しすれば多少まともになる部分もあるけど、ウンコの出し方も、おしっこの出し方も、今までとは違うんだよねー、、、。 でも、終わりが見えてきたから、ちょっとずつ楽しいことを考えられるようになった。 味覚が戻ったら、こんなお店にランチに行こーって調べたり。 子どもたちとどこか出かけたいなーって考えたり。 11月下旬には、学生時代の友人に10年ぶりくらいに会う約束もしたよ。
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はぴこ(53)
福岡県 / 胆管がん / ステージ3ひとりごと
もっともっと元気になる✌︎('ω'✌︎ )
昨日!とっても嬉しい出来事が★ CPで知り合ったYたんから、ハンドメイドのネックレスが届いた! うれしい。 うれしい。 ほんとにうれしい。 この秋、50ちゃいになった。 話題の小室Kさんと同じ誕生日^ ^。 北朝鮮にいる横田めぐみさんとも同じ誕生日^ ^。 生まれも育ちもずっと福岡のワタシ。 50ちゃいで、全国に友達ができるなんて、 ほんとに奇跡★ がんになって唯一、よかったことは、 C Pでのつながり。 家族にも言えないこと、不安も本音で話せて、励ましあえるC Pの友達。 それぞれの境遇で、みんな頑張ってて、 今を生きてる!そして、天国の友達。 みんなに、元気と勇気をもらってる。 生存率23%の胆管がんステージ3b。 突然の黄疸で死にかけて2年3カ月。 まさか50ちゃいになれると思わなかった。 生きてるって思ってなかった。 生かされてる毎日。 生きるをガッツリつかむ毎日。 この先、どうなるかわからないけど、 天命を迎えるまで、しっかり生きる。 そして、もっともっと元気になる! これから手術の人、告知されたばかりの人、 治療頑張ってる人に、 胆管がんステージ3bでも すぐ死なないんだ! 生きられるんだ! 元気になれるんだ! って思ってもらえるような存在になりたい。 そして、しっかり応援したい! ずっとずっと応援していきたい。 CPのみんなが、ワタシにいっぱいいっぱいエールをくれたように。 それだけもっともっと元気になりたい。 そのために、やれる努力はがんばる。 早く寝る。 冷たいもの食べない、飲まない。 油たっぷりの餃子の王将からは足を洗う。
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まめパパ(41)
鹿児島県 / 腎盂・尿管がん / 不明ひとりごと
見つめる
病院に通っていて 介助してもらって 看護師さんやケアされる方々は 私の姿を見て将来の自分の姿とか 自分が弱っていくこととか 考えたりしないのかな 自分は仕事的に開発系だったので 成長していく姿しか見ることなく その姿に力や勇気や希望をもらっていました 仕事してて辛くないかな、とふと思いました ワタシに関わってくれている人たちに 前向きになってほしいが 口から出てくるのは弱音や不安 嫌な思いさせてないかな
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Larsen(48)
海外 / 子宮体がん(子宮内膜がん) / 寛解日記
ホーリーからのアドバイス
彼女のアドバイスはいつも私の心を奮い立たせる。どんなに受け身の日があっても、立ち止まって地団駄を踏んでもなに一つ変わらない事を気づかせてくれる。 大事なことは自分の見方や受け止め方を変える事だ。そうすれば前に進みたいと思える。 人生は数々の喜びに満たされているから感謝と柔軟性をもって歩みたい。 『ホーリーから、人生のちょっとしたアドバイス』 26歳という若さで、死と向き合い始めるというのは少し珍しいことかもしれません。 なぜなら、多くの人はこのことに目を背けて生きているからです。 毎日は当たり前のように過ぎていきます、まるでそれがずっと続くかのように。 私もいつか歳を重ね、シワができ、白髪になることを想像していました。 他の多くの人がそう考えるように、たくさんの子どもに囲まれ 愛に溢れた家庭を築くことをいつも考えていました。 しかし人生は儚く、貴重で、予想できないものです。 毎日を生きることは、与えられた権利ではなく贈り物なのです。 私は27歳です。 まだこの人生を終わらせたくない。 私は自分の人生を愛していて、とても幸せなのです。 でも、もう私にはコントロールすることはできません。 私はただみんなに、些細で意味のないようなことにあまり心配しないで欲しいのです。 そして覚えておいて下さい。 最後にはみんな同じ運命が待っているということを。 なのであなたの時間を、価値のある素晴らしいと感じることに使って欲しいのです。 嫌だと思うことはしなくていいのです。 些細なことには寛大でいてください。 もちろんイライラすることはあると思いますが、引きずらないでください。 そのようなことで、周り人々の人生に悪い影響を与えないようにしてください。 イライラしてしまう時は外に出て深呼吸をして、新鮮なオーストラリアの空気を 胸いっぱいに吸い込んで下さい。 そして空の青さを、木々の緑を見てください。それらはとても美しいものです。 考えてみてください。 呼吸ができること、その素晴らしさを。 もしかしたら今日、渋滞につかまってしまったかもしれませんね。 あなたの愛おしい赤ちゃんが泣きわめくせいで、よく眠れなかったかもしれません。 美容師があなたの髪を短く切りすぎたかもしれないし 変えたばかりのネイルが欠けていたかもしれません。 自分の容姿が気に入らない人もいるかもしれません。 しかしそれらのことは些細なことです。 あなたが人生の終わりを迎える時、そんなことは考えないと断言できます。 人生全体で見れば、これらのことは本当にどうでもいいことです。 私の身体は日を追うごとに、どんどん痩せ細っていきますが 私の願いは、もう一度だけ家族と誕生日を過ごしたい もう一度だけクリスマスを迎えたい もう一度だけパートナーと過ごしたい それだけです。 たったもう一度だけでいいから。 仕事がどれだけ大変だったか、エクササイズがどれだけハードだったかなどの 不満を訴える人がいますが、まずは身体が満足に動くことに感謝してください。 たとえ理想の体型でなかったとしても、健康でいられること 身体が機能すること、それだけで素晴らしいことなのです。 食べ過ぎに注意して、適度に運動をし、新鮮な食事で十分な栄養を与えてください。 そして、お互いを助け合いましょう。 与えて、与えて、与えるのです。 他者に与えることで得られる幸せは、この上ないものです。 私ももっとそれをしたかった。 病気になってから、多くの人が私をサポートしてくれました。 とても返しきれるものではありません。 そのことを私は一生忘れないでしょう。 あなたが死ぬときにお金を持っていてもなんの意味もありません。 自分の服を買う代わりに、誰かのためにそのお金を使いましょう。 あなたが同じ服を着ていても、誰も気にしません。 何より大切な人を食事に連れていったり、贈り物をすることは気持ちの良いことです。 その際に、大切に想っているという気持ちを伝えましょう。 自分のためにお金を使う際は、モノではなく経験に使いましょう。 ビーチに行って足を水につけ、つま先で砂を掘り、顔を海水につけてください。 自然を感じてください。 携帯の画面ばかり見るのではなく、ただその瞬間を楽しむようにしてください。 人生とは画面を通して生きることではないし、完璧な写真を撮ることでもありません。 大切な人との血の通う時間を大切にしてください。 早起きをして、鳥のさえずりに耳をすまし、朝日の美しい色を眺めるのです。 音楽を聴いてください。音楽はセラピーです。 犬を抱きしめてください。 携帯を置いて、友達と話をしましょう。 旅をしたいならしましょう。 生きるために働いてください、働くために生きてはいけません。 心が幸せに感じることをしてください。 ケーキだって食べていいのです。何の罪悪感もありません。 やりたくないことには、やりたくないと言いましょう。 他の人が考える理想の人生にプレッシャーを感じなくても大丈夫です。 平凡な人生を望んでも全く構いません。 愛する人に、毎日愛を込めて、愛していると伝えましょう。 そして覚えていてください。 もし何かが、あなたを惨めな気持ちにさせているなら ーそれが仕事や恋愛など何であれ あなたにはそれを変える力があります。 変える勇気をもって下さい。 この地球であとどれくらい生きられるか分からないのだから そのようなことで時間を無駄にしてはいけません。 多くの人が同じことを言っていますが、これ以上の真実はないと思います。 とにかく、これは一人の若い女性からの人生のアドバイスです。 覚えていてくれても、忘れても、私は構いません。 あと最後に一つだけ、もし可能なら定期的に献血をしてください。 見過ごされがちだけど、一回の献血で3人の命が救えるのです。 これはすべての人が持つとても偉大な力です。 献血のおかげで、私は一年間も長く生きることができました。 大切な人たちと過ごすことができたこの一年間を、私は一生忘れません。 それは、私の人生で最も素晴らしい一年でした。 それでは、また会う日まで。 ホーリー
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パンだるま(51)
宮城県 / 子宮肉腫 / ステージ1日記
ご無沙汰しております
皆さんご無沙汰しております。 宮城県のパンだるまと申します。 気がつけば告知から5年の月日が流れていました。 5年の間にはcancer-parentsや同じ病気の方が集まる患者会、そしてリレーフォーライフなどを通して沢山の方と出会うことが出来ました。 希少がん、そして悪性度高め。 東京の主治医から「あなたと同病の方で未再発の方に会ったことがありません。必ず再発しますから準備しましょう」と言われた日。 3年くらいの間は人生で一番精神的に不安定で、だからこそがむしゃらにすごした日々でした。 自分の人生で何を取捨選択していくのかを考える毎日。その中には間違った選択も沢山あったのだと思います。 結果、離婚して一人になり、そして今は娘と楽しく築34年のアパートで二人暮らしの日々です。 ご飯を食べれて、仕事に行けて、娘や友人と笑顔で喋れる今がありがたいです。 悲観は気分だが 楽観は意思である。 無理せず今出来ることを少しずつ、探し続けていきます。 独り言でした。失礼致します。
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ごんちゃん!(38)
兵庫県 / 軟部肉腫(成人) / ステージ4日記
抗がん剤点滴からのキャンプ
今日は午前中はー、飛び入りで入って来た抗がん剤を点滴し、午後からは1か月前から予約したキャンプでした❗前回は今年の4月にキャンプに行きましたが、そのときはがんなんて無縁でしたが、今日のキャンプまでは入院〜告知〜手術〜抗がん剤〜退院と様々なことがありました。ビールも飲めないのでノンアルコールで乾杯ですが笑 でも子どもとの良い思い出を作れて心底良かったなと思います。準備が大変でしたが?
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Larsen(48)
海外 / 子宮体がん(子宮内膜がん) / 寛解日記
大好きな詩
「世界は美しいと」 うつくしいものの話をしよう。 いつからだろう。ふと気がつくと、 うつくしいということばを、ためらわず 口にすることを、誰もしなくなった。 そうしてわたしたちの会話は貧しくなった。 うつくしいものをうつくしいと言おう。 風の匂いはうつくしいと。渓谷の 石を伝わってゆく流れはうつくしいと。 午後の草に落ちている雲の影はうつくしいと。 遠くの低い山並みの静けさはうつくしいと。 きらめく川辺の光りはうつくしいと。 おおきな樹のある街の通りはうつくしいと。 行き交いの、なにげない挨拶はうつくしいと。 花々があって、奥行きのある路地はうつくしいと。 雨の日の、家々の屋根の色はうつくしいと。 太い枝を空いっぱいにひろげる 晩秋の古寺の、大銀杏はうつくしいと。 冬がくるまえの、曇り日の、 南天の、小さな朱い実はうつくしいと。 コムラサキの、実のむらさきはうつくしいと。 過ぎてゆく季節はうつくしいと。 きれいに老いてゆく人の姿はうつくしいと。 一体、ニュースとよばれる日々の破片が、 わたしたちの歴史と言うようなものだろうか。 あざやかな毎日こそ、わたしたちの価値だ。 うつくしいものをうつくしいと言おう。 幼い猫とあそぶ一刻はうつくしいと。 シュロの枝を燃やして、灰にして、撒く。 何ひとつ永遠なんてなく、いつか すべて塵にかえるのだから、世界はうつくしいと。 「世界はうつくしいと」 より 長田 弘(おさだ ひろし) 何度も声に出して読みたい詩です。寂しい時、落ち込んでいる時、自暴自棄になりそうな時、世界は美しいと何度も言いたくなります。
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はれこ(46)
東京都 / 大腸がん / ステージ2ひとりごと
もうすぐ抗がん剤
昨日は2週間ぶりの通院。予定通り来週から抗がん剤開始。ゼローダと点滴? 副作用がどうなるのか心配だが、半年がんばろう!無事に終わった半年後はぽっかぽかの春になってる♪
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Larsen(48)
海外 / 子宮体がん(子宮内膜がん) / 寛解日記
性をめぐる問題
このところ若年層の患者さんの入院が続いています。30代から50代の方々。 さまざまな理由で入院されている。ケモにより白血球が減って抗生剤を受けてる方、痛みのコントロールのためや低ナトリウム症の方とさまざま患者さんたち。 がん専門看護師の教育のおかげで色んな角度から患者さんを見えるようになって、家族相談室なるものを立ち上げた。 みなさん色んな悩みを抱えています。治療や入院のこと、家族や将来のこと… もちろん性に関する問題も出てくる。 なんだか話しづらい問題だな〜と苦手意識を持っていたけど、このところ切り口を変えて上手くいっている気になっています。 もちろん性に関する問題はありますか?なんて直接は聞かない。 35才の乳がんの患者さん。ケモをやっていると粘膜が傷つくので身体にクリームを塗るよーに、女性器にも気を使ってね。 もちろん潤いがなかったりするのもケモのせいだから、パートナーと話をしてね。 どんな風にコミニケーション取り合っている? 愛情を感じていますか? なんて聞いています。 男性の方の場合には他の切り口で聞いています。 性の問題はタブーではなく、人間の本質的な欲求の問題として取り合うとなんだか奥が深いです。 誰だって愛し、〜愛されたいもんね?
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たつや(36)
長野県 / 大腸がん / ステージ3日記
久しぶりに
気がつけば前回のCTから3か月が経ち、またCTを撮ってきました。 今回も現状維持でキイトルーダ継続となりました。 これからもずっと効いてくれますように!