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ヒビ(48)
静岡県 / 腎盂・尿管がん / ステージ2日記
帰ってきた?
みなさん日記にありがとうや応援のコメントありがとうございます。 無事に手術が終わり病棟に戻って来れました。術後は吐いたりなんだりでやっぱり本など読む余裕があるわけもなく…私は朦朧と過ごしておりました。昨日も病棟に戻ってはきても痛みで携帯に触れず、看護師さんに痛み止めまだだめですよね〜? と体の位置が決まらず悶々と過ごしておりました。 今朝から何故か痛みが和らぎ頑張って歩いています❗️がんセンターで借りた本を結局読まずに返却となりました? 病理検査は気になりますが、無事終えてひとまずやれやれです?
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ヒビ(48)
静岡県 / 腎盂・尿管がん / ステージ2日記
行って来ます❗️
とうとう手術当日が来てしまいました? 頑張らなきゃいけない気持ちと、痛みに耐えるしかないんでしょっとちょっとなぜかスネ気味の私と…色んな私が出入りして忙しくなっています。まずは点滴のルート…私は右は出やすいけど左は分かりづらい看護師さん泣かせの左手。前も左手二回失敗の為右手でやったけど、左手でやるのかな? まずは看護師さんに頑張って貰わなきゃならなそうです? 明日の今頃はまだI C U…頑張れるのか私❗️ やれるのか私❗️緊張で泣けてくる…? 小倉智昭さんが頑張るのは先生だからと言っていたな。確かにそうだ、頑張って私の体からからガンを切り離してね❤️頑張れ先生❗️ 私は起きた後頑張ります? それでは行ってきます❗️
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ヨネスケ(46)
福岡県 / 胃がん / ステージ3日記
腹水抜きました
腹水でパンパンになったお腹…食事も2口食べたら 入らず 急激に落ちる体力と体重 顔の肉も 削げ落ちて 肩などの骨が見える だけど お腹だけは カエルのようにパンパンに膨れてる 2週間に一度のオプジーボ投与の為病院に行ったけど 身体が異様にキツイ ぶっちゃけ もう駄目なのか…って諦めかけてました 先生から オプジーボを辞めて 2段階目に戻す提案されたけど 子供達の 卒業式と入学式がどうしても気になり 拒否する 血液検査とCT検査の結果を見てから もう一度考えてって話しになり 栄養剤投与しながら検査する 血液検査 今まであまり下がらなかった 腫瘍マーカーの数値が 正常値になってた! CT検査のレポートでは 癌が小さくなっているとの事! 少し希望が見えてきた ただ 食べれないから 体力がなく 腹水を抜く為入院決定 腹水抜いて 濾過して身体に必要な栄養素だけを身体に戻すやつね 入院して すぐに 治療開始 6時間かけて腹水抜きました 6リットル以上の腹水が抜けました こりゃキツイわな_:(´ཀ`」 ∠): 身体に必要な栄養素は1リットル戻って来ました それを10時間かけて身体に戻しました 身体に戻してる最中に高熱発生 まぁ この高熱は前もって先生から言われていたので そんなにキツくなかった 次の日にオプジーボして 翌日に退院 まだ 体力がなく 家でゴロゴロしていますが 体重計乗ってビックリ!40kg! 身長167cmで40kg! そりゃ ガリガリになりますわ 顔は 骸骨みたいだし_| ̄|○ でも 卒業式 入学式には ありのままの私で 子供達と写真撮りたいなぁ 時間が経って うわぁ〜〜 気持ち悪ッ! って自分の写真見ながら 子供達と笑いたいなぁ 卒業式まで 後1週間 少しでも体力回復しなきゃね プロテインとか高タンパク質を摂取しようかと思っていますが 何が良いか わかりません アドバイスplease(・Д・)ノ 因みに 障害者年金貰う為に 行動開始致しました 目指せ2級
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花木裕介(45)
千葉県 / 中咽頭がん / ステージ4日記
リベンジ、果たしましたー。
ブログ記事『リベンジ、果たしましたー。』を書きました。よろしければご一読ください。 https://ameblo.jp/hanaki-yuusuke/entry-12443242050.html (以下、本文転載) こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。 先日ブログで、「産業カウンセラー試験、リベンジなるか?」と題して、1年越しに再チャレンジした試験のことに触れましたが、おかげさまで、今回は無事に合格していましたー。 応援いただいた皆様、ありがとうございました。 昨年は、胃ろうの手術後、入院中のベッドの上で身動き一つできない状態で不合格の結果を聞かされ、その後も3日3晩何も食べられないなど、ドン底体験をしていたので、そう考えれば今は恵まれすぎているくらいの環境です。 ▼【参考】ブログ「ドン底体験」(2018年3月1日執筆) https://ameblo.jp/hanaki-yuusuke/entry-12356735916.html もしかしたら去年は、「今はゆっくり休め」と神様が言ってくれていたのかもしれません。 そして今回の結果は、「自身の経験をもっと世の中に役立てろ」ということなのかもしれません。 体のケアはしっかりしながら、これからも頑張っていきたいと思います。 ◆ そして、前回のブログで、「もし合格していたら、皆様にお願いです」とお伝えしていたクラウドファンディングのご協力依頼もやはりさせてください。 ただいまゴール達成率62%(10万円ゴールに対して、62,000円)まで到達し、締切である3月11日まで、残り12日となりました。 治療体験から得た学びをまとめた自著の普及と、7年前から続けている東日本大震災の復興応援に向けた寄付のため、引き続き皆様のご支援をお待ちしています。 https://readyfor.jp/projects/aokusasanosusume 今後ともどうぞよろしくお願いいたします! (了)
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まっきー(47)
埼玉県 / 肺がん / ステージ4日記
【告知】ママのバレッタ応援企画イベント3月9日(土)@日野市
えほんプロジェクトよりお知らせです! 3月9日(土)14:00~ 「ママのバレッタ」応援企画イベントとして、馬頭琴と朗読のコンサートがあります。がんを「知る」プロジェクト グリーンルーペの主催で、認定NPO法人 希望の会 轟さんのお声がけにより実現しました。 馬頭琴の生演奏と「ママのバレッタ」他数冊の絵本の朗読で、やさしい時間を過ごしませんか?どなたでもご参加いただけます。会場は幼稚園ですので、親子での参加も大歓迎です! 馬頭琴奏者の嵯峨治彦さんが、ママのバレッタ出版を応援してライブをしてくださいます。 なんと、ママのバレッタのためにオリジナル曲も作ってくださいました!嵯峨治彦さんは、モンゴルの国宝と言われる馬頭琴奏者から後継者と指名されたほどの方です、ぜひ多くの方に聴いていただきたいです。 【日時】3月9日(土)14:00~16:00(13:30開場) 【会場】日野わかくさ幼稚園 さくらルーム 【参加費】無料 【持参する物】上履きかスリッパをお持ちください。 https://greenloupe.org/wp-content/uploads/2019/02/f9233562b6a3ebdb7faf53ad83397da9.png 日野わかくさ幼稚園 〒191-0034 東京都日野市落川943 京王線百草駅下車 徒歩2分 ※車も停められます http://www.big.or.jp/~wakakusa/ 当日は私も娘(小2)と参加予定です。 お近くの方、興味のある方はぜひお越し下さい!
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ちゃっこ(53)
群馬県 / 膵臓がん / ステージ4日記
FOLFIRINOX……フルオロウラシルのにおい?
血栓も溶けつつあり、今日は延期になっていたFOLFIRINOX9回目です? FOLFIRINOXは、制吐剤等をはさみつつ4種の抗がん剤を次々点滴します。 4つめのフルオロウラシルは約46時間かかるので、バクスターという容器を専用のポシェットに入れて肩からしょいます。 このフルオロウラシル?バクスター?ポシェット?どれかが、なんともいえずくさいのです! 吐き気の最中なせいもあるのか、時々オェってくるほど! だけどにおいは対処のしようがないかと思い、我慢していました。 前々回、そのセットを開封した看護師さんが、「くさっ!」と言いました。 「久しぶりに開けたんだけど、こんなにくさかったっけ?」と! 嬉しくなって、「でしょでしょー?」とそれまでの我慢を喋りまくりました? そのときは愚痴ったのみに終わったのでしたが、今度は前回…… 専用のポシェットが届かないという不手際があったそうで、今夜だけこれを使ってください、とちがうバッグが届きました。 いつものポシェットは、ファスナーで密閉し内側は保冷の銀のシート。臨時のバッグは、開いたままの袋で表がビニールコーティングされた不織布です。 これがとてもよかった✴️ においが、ゼロではないけれど大幅に軽減されました✴️ 薬剤師さんに話してみたところ、バッグを布で手作りしている方もいらっしゃるとのこと! では市販品か手作りか考えてみます……とおりこうな返事をしたものの、案の定まるで考えてなどみないまま次がやってきました?? そのやってきた今回。 ちがう看護師さんでしたが、今朝、くささとバッグについて説明してみたところ、そのバッグを探してきてくれました? 手術室にある、術後にドレーンを入れるための使い捨てバッグなのだそうです。写真を載せます。 終わったら捨てても持ち帰ってもかまわないそうなので、いただきます!やったぁ!? 些細なことですが、少しでも楽になれればうれしいし、吐き気が減ると食べられる量も少し増えます? ほかに。 吐き気が投与後何日も続くことで、制吐剤のひとつを効果の長いアロキシにかえてくださり。 イリノテカンとレボホリナートをWで入れると、めまい・大汗・鼻水・涙・唾液がとめどなくなって辛いので、その前にポララミンを追加してくださり(これは全部はおさまらないけれど、汗と涙が完全にとまりました。ただし強烈な眠気が追加されました?)。 吐き気どめの注射も効きますし、家で飲む吐き気どめは数種類試した結果わたしにはカイトリルが効くこともわかりました。 ついでに食事も。 薬が入るとほとんど食べられなくなってしまうのだけれど、3日くらい食べなくたって死にゃしないゎと我慢していたところ、看護師さんと栄養士さんが来てくださり。 主食を、パン・お粥・おうどん、代わる代わるにしていただいたところ、白米よりも食べられるようになりました。 抗がん剤の副作用そのものは発売当初から変わりないのでしょうが、その副作用に対処する方法の進化を感じます。 主治医先生や薬剤師さんと投与の都度話し合いながら、オーダーメイドのフォルフィリ対策がセットされていきます。 ありがたいことです??️
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ゆうちゃん(32)
石川県 / 舌がん / ステージ1日記
堀ちえみさんと同じ
堀ちえみさんの舌癌ステージ4のニュースをみて衝撃を受けました。なぜなら私も違和感を感じたのは7月終わりころで、場所も症状も全て同じだったからです。私が癌の宣告を受けたのは10月30日!舌の3分の1の切除の手術を受けたのは11月21日でした。堀ちえみさんとたった数ヶ月しか変わらないのに私はステージ1でちえみさんはステージ4。私も違和感を感じてから1カ月は放置していました。まさか26歳の年で癌になるとはどれだけ考えても思わなかったからです。あのまま放置していたらと思うと心底震えました。まだ一歳7カ月の子供を残して自分だけ死ぬわけにはいかないと強く強く思いました。私も子どものために生きたいと思い手術を決めました。早期発見、早期治療がどれだけ大切か、、そして勇気を出して癌を公表してくださった堀ちえみさんには感謝してもしきれません。舌癌の情報はどう考えても少なすぎます。舌癌とネットで調べても出てくるのは似たり寄ったりの記事ばかり、、、その記事を穴が空くほど読みあさったあの日々。ほんとうに孤独で不安でした。堀ちえみさんの公表がきっかけとなり舌癌で苦しんでいる人が少しでも減りますように。そしてたくさんの人が救われますように。
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とっしー(48)
茨城県 / 肝細胞がん / 寛解日記
【開催報告】第1回CPクッキングオフ会
クッキングオフ会を開催しましたので報告します。 参加者は ・ジャッキーさん、お嬢さん ・えっちゃんさん、お嬢さん ・Naoさん、ご子息さん ・みぽこさん、みぽこ亜種さん、ご子息さん達 ・kazupyonさん ・とこさん ・BKYあつこさん ・NANAさん ・ようべーさん、お嬢さん ・まっきーさん ・とっしー、娘 メニュー ・飾り寿司 ・チョコひしもち ・はまぐりのお吸い物 ・メヒカリの唐揚げ みぽこさんのご子息さん達、Naoさんのご子息による米研ぎからスタート。 炊飯中に「チョコひしもち」を作ります。 ホワイトチョコを湯煎。それをイチゴパウダーを混ぜたもの、抹茶パウダーを混ぜたもの、何も混ぜないもの3つに分けます。そこにポン菓子を入れて混ぜ合わせ、牛乳パックで作った型にそれぞれ流し入れ冷蔵庫で冷やして完成。 次に飾り寿司を作ります。 炊けたごはんを2つに分けてピンクの寿司の素を混ぜたものとカボチャパウダー(黄色)を混ぜたものを作ります。そして巻き簾やラップを使いながら海苔で巻いていきます。出来た細巻きをカットし、お皿に飾りつけて完成。 はまぐりのお吸い物はようべーさんが。メヒカリの唐揚げはみぽこさんが作ってくれました。 はまぐりのお吸い物は鹿島灘産のはまぐりを使い、仕上げにBKYあつこさんが持参してくれた金箔をまぶし高級感を演出。 メヒカリは茨城、福島地区では普通にスーパーに出回ってますが、都内ではあまりお目にかかることのない魚です。唐揚げにすると身も淡白で頭や骨も食べれます。 完成後はアンパンマン劇場の開始。アンパンマンをようべーさんが、バイキンマンをみぽこ亜種さんが、ジャムおじさんをまっきーさんがそれぞれ扮し、寸劇が行われました。 今回のイベントは昨年末の静岡オフ会で、ようべーさんが、是非開催したいと言った肝いり企画。会場確保から下ごしらえ、さらに圧巻なのはアンパンマン劇場で使われたアンパンマンの新しい顔はリアルアンパン。終了後に皆で分けておいしくいただきました。ようべーさん本当にありがとうございました! 帰りには会場の外にマスコミの人だかりが。フクロウが隣のマンションに止まっていたらしく、子ども達はフジテレビやテレビ朝日のインタビューに答えていました。 きっと明日のワイドショーにはCPの子ども達がお茶の間を賑わすかもしれません。 今までオフ会というと地域で集まって食事をしたり、おしゃべりしたりが主流でしたが、皆で共通のものを作ってシェアするという形は非常に楽しかったですし、続けていきたいイベントであると感じました。 今回参加されたメンバーの皆さん!感想やコメントを写真入りでどしどし投稿してくださいね。
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さと(50)
北海道 / 乳がん / ステージ1日記
放射線治療残り4回+6回。。たまに息抜き
月曜から金曜の週5での放射線治療も 規定の25回があと4回で終了します( ¨̮ ) 残念ながら術後の病理検査の結果が 断端陽性だったため、 規定の25回に加えて追加で6回照射になります。 1月下旬から始まり3月中旬まで。 なんだか短期バイトのように、毎日通ってます。 満員電車に揺られながらも 見た目は(多分)健康体なので、副作用で体が『だるおも』の時も自分なりに頑張ってしのいでおります( ˊᵕˋ ;)? そんな治療中の自分と、 普段頑張ってるムスメのご褒美に 昨日、札幌ドームで星野源さんのLIVEに参戦いたしました。 ムスメは人生初のLIVE。 初のLIVEが源さんなんて、なんて贅沢(笑) 母娘で楽しすぎて、看板で写真とるために寒空の下で1時間半も並びました( ˊᵕˋ ;) 札幌ドームは自宅からは結構遠いこともあり、正直、体力が持ってくれるかが気がかりでした。 しかしながら時々座りながらもとても楽しい時間を過ごすことができました! CPの皆さんの日記でもよく見かけますが、私も、がんになってからたくさんの音楽に支えられ、助けられて今の治療生活があります。 楽しかった昨日の時間を大切に、また明日からの治療生活がんばりたいと思いました✩.*˚
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知子(47)
京都府 / 乳がん / ステージ1日記
20年以上前の癌患者の子供の気持ち
2018年の夏に癌が見つかり、治療中です。 41歳で、自覚症状なにも無し。市の無料クーポンがきて何気に受けたもので、幸いにも超初期でした。 母は、私が17歳の時に癌で亡くなったんですが、14歳の頃から入院していました。 当時は私には何の病気かも教えてもらっていなくて、こちらからも父に聞きづらく、母本人ももしかしたら告知されてなかったのかもしれません。 お見舞いにも行きづらい、行ったら寂しいし、帰るころ泣かれるし、どうせ治ったら帰ってくるから会えるしと思い込んで進んで会いに行くことを我慢していました。 私の精神も、病状がわからないぶん不安定で、高校の勉強も手につかず、授業中に気づけば涙が出てくる状態でした。 亡くなる年に、父がしょっちゅう病室へ泊まりに行ってたのですが、こちらは教えてもらっていなくて、相変わらずお見舞いもいけず。 父に「こんなに最近病院に泊まり行ってるっていうことは、わかるやろ?」といわれたけど、それでもどんな状況かわかりませんでした。 会いに行けなかった後悔が今も押し寄せてきます。父には、今と時代は違うけど、はっきり私にも教えてほしかったです。 母も告知されてたら治療法が選べたりしたんだろうか。私も泣かれてでも会いに行ったでしょう。 一人で看病と仕事を抱えていた父には感謝しかありませんが、母と子供の気持ちは? しかし、私が癌になって、幸い初期だったからすんなり説明できましたが、子供に状況を説明することを意識しないと、診察のたび報告するのを忘れてしまいます。主人に報告して、完了、ってなってしまう時が何回かありました。 初期じゃなかったら言いづらいだろうな。。。 次は4月に受診なので、忘れないように報告しようと思います。
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花木裕介(45)
千葉県 / 中咽頭がん / ステージ4日記
産業カウンセラー試験、リベンジなるか?
ブログ記事『産業カウンセラー試験、リベンジなるか?』を書きました。よろしければご一読ください。 https://ameblo.jp/hanaki-yuusuke/entry-12442134066.html (以下、本文転載) こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。 ただいま1月に受験した産業カウンセラー試験の結果を待っています。 2月25日に発送開始予定らしいので、恐らく来週前半には結果が届くはず。 去年は抗がん剤治療の真っ只中だったこともあり、落ちたときにも少しだけ言い訳ができました笑。 ▼【参考】ブログ記事『残念な結果』 https://ameblo.jp/hanaki-yuusuke/entry-12356403675.html でも今年は言い訳抜きの結果待ちです。 落ちたらどうなりますかねー。格好悪いですかね。 でも、皆様にもきちんとご報告しますね。 ◆ それにしても、僕はなぜ、結果が分からないのに、こうして事前にオープンにしてしまうのでしょうか。 別に自信があるってわけでもないんです。なのに、なぜか書いて発信してしまう。 治療前にブログを立ち上げたのもそう。 治ったら報告すればいいものの、どうしてか結果が出ていないのに伝えてしまう(というよりも、治療を始める前から書いていましたね)。 もし駄目だったら…ということも考えていないわけではないんですけどね。 でも、「うまくいったことだけ伝える」「駄目だったら隠す」と言うんじゃ、なんか真摯じゃないなーと思ってしまう自分がいて……。 それと、サッカーの試合とかもそうなんですけど、録画した内容を家で観ようと思っていても、その前に結果が分かってしまったら、急に観る気持ちが萎えたりしちゃうんですよね。 やっぱり、結果が分からないからこそ人生面白い。 だから、今回も合格していようと、不合格だろうと公表します。 そして、もし合格していたら、皆様にお願いです。 ただいまゴール達成率60%まで到達したプロジェクト、クラウドファンディングの普及にどうかご協力ください!(なんか条件付きのプロポーズみたいですみません) https://readyfor.jp/projects/aokusasanosusume もしくは、ただいま拡販中の自著の普及にご協力ください! https://amzn.to/2G0Lbe4 ちなみに、この試験に合格できたら、現在始めた講演活動の他に、がん罹患者やその家族の方の悩みや気持ちを伺い、少しでも安心感を提供できるような活動もできたらなーと考えています。 それでは皆様、どうか良い週末をお過ごしくださいませ。 (了)
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にこママ(46)
愛知県 / 乳がん / ステージ2日記
私、子供、家族。これから。
私にとってのがん教育。 というか、 私にとっての育児。 自分をありのまま子供に見せること。 ママが乳がんになった。 手術後お風呂に一緒に入ったら姿が変わったよ。 傷大きいねー。すごーい。痛そう〜。 ママの右手、重いもの持っちゃいけないんだって。 抱っこでウロウロはできなくなっちゃった。 ママの手、力入れにくいみたいだよ。 大根おろしはパパがやってる。 抗がん剤治療が始まった。 見えないがんやっつけるんだって。 ママ、お昼も寝転んでるよ。 しんどいんだって。 パパに家のこと手伝ってもらってる! パパもできるんだぁ! 髪の毛抜け始めたよ。 抜けない髪の毛もあるんだねー。 頭洗うのめっちゃはやくなった(笑) かつら、こっちは前のママみたいだね。長い。 こっちのでもいいよ。 僕といっしょ。短い。色こっちがいい。 ママ、マスクしてる。風邪移っちゃいけないんだって。 僕もマスクする! ママ、薬飲み始めたよ。 だからまだ病気治ってないね。 病院行くの 減ったね。 ママ、公園で一緒に遊べるようになった! また一緒に遊ぼー! ママ勉強しに行くんだって。 お兄ちゃんとお留守番できるから大丈夫だよ〜。一緒に遊んでる〜。 お留守番楽しいよ! ママ髪の毛大分伸びてきたね。 僕といっしょくらい。 もうカツラいらないんじゃない? そのままでいいよ〜 ママお仕事始めるんだって。 頑張ってねー!行ってらっしゃーい! 見てー!がんの本見つけたよー! お兄ちゃんが見つけたのと違う本! ママ乳がんでしょ、僕知ってるよ〜(^○^) 子供たちなりに、私を見て感じて、 自分で考えたり行動したりしてます。 子供の素直な感性がとても好きです。 これからの自分、 何歳まで生きられるのか 不安になる時もあります。 どんな状態でも“ママはママ”。 常に“今のママ”を見てくれている子供たちに感謝して、 今この時を大切に生きようと思います。
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Kobuちゃん(44)
東京都 / 乳がん / 不明日記
治療のご報告と、私の担当医の口癖?
2018年9月から始まったEC療法4クール終え、ドセタキセル4クール終え、ついに今日最後のジーラスタ打ちに行ってきます! 痛み増し増しだから打つこと検討したけど、やはりこの時期だから白血球保っとかないと怖すぎなので、最後までがんばります!?(O゚皿゚O) 思えば最初からいろんな事が重なって、ECの2クール目で心が折れた。 「もういやです?」 担当医の前で泣いてしまった。 再発した時も泣いた。他の科に緊急にお世話になる事態になったり、ホルモン療法打ち切りたいと言ったり。 ちっともおりこうさんな患者ではない私をいつでもクールに受け止めてくれた。 「ごめんなさいね…」 先生の口癖。 先生が悪い訳じゃないのに。むしろ2度も手術して助けてもらっている。 トラブルの度に助けてもらっている。 あと、「ごめんね」 って言葉は、病気になった人が家族に最初に言ってしまう言葉あるある。 きっと言われた家族も、そんなこと言わなくていいのに!って思ってたんだろうな。 何にせよ、相手を想っての言葉は温かいと思う。 でも泣けるって、泣いても受け止めてくれる医療機関って有難いです。 たまにスコーーンと抜けてるときあるけど、優しくて、大好きな先生です?
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花木裕介(45)
千葉県 / 中咽頭がん / ステージ4日記
辛い治療を耐え抜く力をくれた、10年前の出会い。
ブログ記事『辛い治療を耐え抜く力をくれた、10年前の出会い。』を書きました。よろしければご一読ください。 https://ameblo.jp/hanaki-yuusuke/entry-12441390616.html (以下、本文転載) こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。 今日は嬉しいことがあり、ご報告です。 先日、約10年前に数ヶ月間お世話になった出版社「ディスカヴァー・トゥエンティワン」の干場弓子社長はじめ皆様に、自著出版のご挨拶をさせていただくことができました。 お世話になっていた当時はグループ会社(前前職)から出向の身で、校正やPRのサポート、企画会議への参加等々を通じて、編集の基礎をひたすら繰り返す日々。 当時の僕はまだライターの経験を数年積んだ程度の人材でしたから、「世の中が求める新たなコンテンツ」を次々と生み出すこの会社から、本当に多くのことを学ばせていただいていたんです。 ◆ そして、出向期間終了が迫っていたある日。 どうしてもまだその環境で働きたいと思った僕は、大胆な行動に出ます。 社長が部屋に戻ってきたのを見計らい、単独でドアをノックし、「もう少し僕をここに置いていただけないでしょうか」と直談判しました。 当時は出向の身ということもあり、社長と個別にお話する機会などほとんどありませんでしたし、今ほど行動力もなかったですから、それは緊張しましたね。 結果的には、もう決まっていることだから仕方ないという通知と、僕の成長のためのいくつかのアドバイスをいただき、予定通り出向元に戻ることになりました。 「もっと俺に実力があれば……」と、自身の能力を嘆いたものです。 ◆ 出向から戻り、数ヶ月が経った頃、出向時お世話になった先輩編集者から1冊の本を渡されました。 奥付を見ると、そこには「編集協力・花木裕介」の文字が……。 思い返せば、その本は、著者からお預かりした原稿を、僕が丸ごとリライトなどを任され、完了後その先輩編集者に引き継いだものの、その後どうなったかは聞いていませんでした。 それが、思いもよらない形で僕の元に戻ってきたのです。 30歳の僕にとっては、サポートという役割ながら自分が少しだけ認められた気がして、大きな自信になりましたね。 その後は、社長からの「自分の中にある引き出しをもっともっと増やしなさい」というアドバイスを実践するため、どんな仕事も選り好みせずに取り組むようになりました。 結局、編集者になる夢は叶いませんでしたが、出版業界に「足の小指」くらいでもいいので突っ込んでいたいという気持ちは捨てきれず、5年前から自力で本を書くようになり、今回なんとか3冊目の本を出させていただくことになったというわけです。 ◆ 1冊目も、2冊目も、干場社長には、当時の感謝の気持ちを込めて、「郵送」で献本をさせていただき、お祝いのお言葉をいただきました。 さらに治療中には、SNSからの温かい励ましに何度勇気をいただいたことか。 そんなメッセージを糧に、10年前の出来事を思い出しては、「もう一度出版するんだ」と気を持ち直し、長く苦しい治療に耐え抜くことができたのです。 こうして出来上がった著書を、今回は干場社長に「直接」渡したいと思いました。 そんな気持ちが通じ、今回再会が実現したというわけです。 お忙しい最中にもかかわらず、約8年ぶりの再会をとても喜んでくださいました。 ◆ 僕は、ディスカヴァーが使命として掲げている「なれる最高の自分になる」という言葉が大好きです。 そんな話を干場社長にしたところ、昨年末刊行された『なれる最高の自分になる』(小宮一慶著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお土産にくださいました。 僕はもう、病気になる前の自分や、過去なりたかった自分にはなれません。 でも、こんな経験をした自分なりに、ベストの自分を目指すことはできます。 30歳で出向中の自分にもし会えたら、こう伝えたいです。 「今置かれた環境で、今なれる最高の自分を目指せ」と。 干場社長、藤田取締役、そして皆様、温かく出迎えていただき、ありがとうございました! これからも、新たな視点を与えてくれる本を楽しみにしています!! (了) ▲写真真ん中は、奥付に僕の名前を載せていただいた『人が輝くサービス』(黒石和宏著)。左は、自著『青臭さのすすめ』でも一部引用させていただいた『医師と僧侶が語る 死と闘わない生き方』(玄侑宗久・土橋重隆著)。いずれもディスカヴァー・トゥエンティワン
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パンだるま(51)
宮城県 / 子宮肉腫 / ステージ1日記
Laugh❣️仙台3月オフ会のお知らせ
皆さん、ご無沙汰しております? 寒さの底も間もなく抜けるようですね? 皆様いかがおすごしでしょうか? 2019年2回目の仙台オフのお知らせです? ???????????? AYA世代からのcancer friends Laugh❣️仙台オフ会 日程 2019年3月16日(土) 12時から 場所 カラオケ コート・ダジュール BiVi仙台駅東口店 会費 選べるランチセット ・メイン料理一品 ・サラダ ・ドリンクバー ・カラオケルーム代金3時間 上記全ての料金が込みで¥1,590であります。 音符カラオケボックスを利用していますが、誰も歌いませんのでご安心ください? 参加ご希望の方はコメント欄にコメントいただくか、もしくはパンだるま個人宛にメッセージをいただければと思います? Laugh!は、サバイバーとケアギバーどなたでも参加OKのゆるゆるの会であります。 そこで一人で膝を抱えているあなた!! がーはっはっはっと大きな声で一緒に笑ってみませんか?⁉️ 皆様のご参加をお待ちしております????
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ちゃっこ(53)
群馬県 / 膵臓がん / ステージ4日記
『後悔しない死の迎え方』『さよなら ママがおばけになっちゃった!』
おはようございます? 最近読んだ本を紹介したくなりました? 1つめは 『後悔しない死の迎え方 著/後閑愛実』 著者は1000人以上の患者さんを看取ってきた看護師さんです。 夫が育った上尾市のご出身で群馬の看護学校を卒業なさっていると知り、なんの面識もございませんが読んでみたくなったのでした? 看取りエピソードの7割?8割?くらいはお年寄りのお話です。 そりゃそうだよねぇと、自分には当てはまらないなと思いながら読み進んだのでしたが、最後のほうにはがん患者さんや若い方のお話も書かれていました。引き込まれました。 講演会を聞いているかのような文体で、字も大きめなので、一気に読めました。 エピソード中心ですが、参考になる知識もちりばめられています。 なにをもって延命治療というか、とか、家で穏やかな看取りを望むなら動転して救急車を呼ばないように、とか。 いちばん最後のページには、人間が食べられなくなり始めてから旅立つまでの段階が、かわいいイラストで描かれています。 もちろん、みんながみんなこの通りではないということにも触れられていますが、これは旅立つ側も看取る側も元気なうちに冷静に知っておいたら、いざそのときに落ち着いて充実した時間を過ごせるのではないかと思いました。 ちょぃとおまけのような効果もありました。 机に置きっぱなしだったこの本に気づいた小4の娘が、「ママ!死ぬ気なの?!」と? 「そらぁ親は子より先に死ぬさ。しかもママはがんだからよその親より早く死ぬでしょ。でもまぁすぐには死なないから安心して」と応じたところ、「ふ~ん」と言ってパラパラめくっていました。 そこで、ちょっとキビシイかなとも思いましたが、イラストがかわいいので旅立ちの過程をいっしょに見ました。 「喋れなくなっても、もしかしたらご臨終のあとも、最後の最後まで耳は聞こえてるんだって。ママの悪口言ったら化けてでるぞー」「マジで?気をつけるよ!」などと笑い合いながら。 夫にもこの本をすすめ、いつでも家族が手にとれるよう放り出してあります。 まだ元気な今だからこそ、軽口たたくレベルで旅立ちの話を日常的にできたら。 死ぬことはたぶん寂しいにちがいないけれど、それでも当たり前のこととして家族で分かち合えたら、寂しさに押しつぶされずにみんなで踏んばれるんじゃないか、と思ったりしています。 そして、そんな踏んばりの礎は知識なんじゃないか、とも思います。 知っている、ということは心の落ち着きを生みます。 そういった意味からいえば、この本、ちょっとギョっとするタイトルも含め、買ってよかったなぁと思いました? もう1つは絵本 『さよなら ママがおばけになっちゃった! 著/のぶみ』 「ママがおばけになっちゃった!」の続編です。 「ママがおばけになっちゃった!」は、ママが事故で死んでしまったところから始まりますが、この続編はママのお葬式から始まります。 ストレートで、笑えて、泣けて…… わたしたち親子におあつらえ向きです! 主人公と同じ4歳になったばかりのユヅ。 でもユヅにはまだこの本を見せていません。 とってもおもしろいけれどとってもリアルで、これは、今こそ読むべきか、お葬式の前日?当日?翌日?に読むべきか、ずっとあとで答え合わせ的に読むべきか……迷い中です?? 今から時間をかけて刷り込めば、いざそのとき、ほんとにママおばけに会えたような夢を見てくれるんじゃないか?と思いを巡らせたりもしています?
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花木裕介(45)
千葉県 / 中咽頭がん / ステージ4日記
池江璃花子選手の白血病公表に寄せて
ブログ記事『池江璃花子選手の白血病公表に寄せて』を書きました。よろしければご一読ください。 https://ameblo.jp/hanaki-yuusuke/entry-12440452922.html (以下、本文転載) こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。 水泳の池江璃花子選手の白血病公表の報道に驚かれた方も多いことと思います。 血液のがんではありませんが、私も近い経験をした身として、彼女の気持ちが少しは分かるような気がしています。 何が分かるのか。今回は個人的な意見として書かせてください。 ◆ 前回のリオオリンピックに出場し、来年の東京オリンピックでも大きな期待を寄せられていた池江選手。 その前年である2019年に病気が判明したということはとても残念なことだと思うし、本人の気持ちを思うと言葉も出ない。 もちろん、これから治療をすれば出場することは不可能ではないかもしれないが、抗がん剤などの副作用を知る身としては、たとえ個人差はあれ、完全に復調するまでには相当困難な道のりが待っていると思う。 水泳、特に女子選手は、成長バランスなどから、かなり若い時期にピークを迎えると聞いたことがある。 バルセロナオリンピックで、中学2年生だった岩崎恭子さんが金メダルを獲得したが、そこが岩崎さんのピークだったことも、この説の根拠の一つとなるだろう。 池江選手にとって東京オリンピックは、4年に1度の機会というだけでなく、競技人生のピークの大会でもあったであろうことを考えると、胸が痛む。 ◆ でも、池江選手は、自らtwitterで病気を公表し、前を向いて治療に取り組んでいる。 この勇気は本当にすごいと思う。 私のような一般人ですら、病気公表は重大な決断だったし、多くの方は応援してくれたが、一方それによる波紋も呼んだ。 それが、わずか18歳の、しかも世界的な知名度を持つ選手が公表を決断したのだ。 そこに、治療へ向かう強い気持ちを感じたし、その強い気持ちこそが、必ずや回復に向けたエネルギーとなるはずだ。 ◆ 最後に一つ。彼女の親族が発したというコメントに触れておきたい。 「水泳なんてやんなくていいから、とにかく長生きして」 そんなコメントをメディアに対してされたと読んだ。 このコメントを読んで、自分自身のがん宣告後の両親の言葉が蘇った。 「出版とか復興支援とか、そんなのはどうでもいいから、とにかく今は体を治しなさい」と。 私自身、2児の父だから、両親の私を思う気持ちは痛いほど分かる。そこまで言ってもらえるのも子どもとしては本当にありがたいことだ。 でも、ちょっと考えてみてほしい。 「そんなこと」「そんなもの」に私たちは「時間」という命の一部を懸けて取り組んでいる。 仕事もそう。限りある時間を使ってみんな取り組んでいる。 ただ生き延びればいいというもんじゃない、と私は思う。 それらは、「過去の命」なのだ。 特に18年間のほとんどを練習などにあててきたであろう池江選手にとっては、水泳は「過去の命そのもの」なのではないだろうか。 誤解を恐れず書いているが、私は親族の言葉の揚げ足をとって否定する気は全くない。メディアに対して実際にどう伝えたのかは定かではないし、親族の気持ちは痛いほど分かるから。 だけど、水泳は「なんて」なんかじゃ決してない。 私は池江選手に、「また命懸けで水泳する姿を見せてほしい。そのためにも必ず生きて帰ってきてほしい」と伝えたい。親族の本心もきっと同じだと思う。 私自身も、救われた命に感謝をしながら、本業はもちろん、出版や復興応援活動、さらには講演活動をこれからも限られた命を使いながら取り組んでいく。 それらの活動を、今、私の両親は、遠い故郷から精いっぱい応援してくれている。 ◆ 池江選手のご回復、そして復帰を心からお祈りしています。 (了)
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花木裕介(45)
千葉県 / 中咽頭がん / ステージ4日記
パパが咽頭がんになってしまい、どう乗り越えれば良いかと頭を抱えているママたちへ
ブログ記事『パパが咽頭がんになってしまい、どう乗り越えれば良いかと頭を抱えているママたちへ』を書きました。よろしければご一読ください。 https://ameblo.jp/hanaki-yuusuke/entry-12440015732.html (以下、本文転載) こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。 今日はちょっと対象者を限定してメッセージしますね。 タイトルにもある通り、「パパが咽頭がんになってしまい(もしくはその疑いがあり)、逆境をどう乗り越えれば良いかと頭を抱えているママたち」に向けて書きます。 なぜなら、このブログは、不特定多数の読者の方にお越しいただいていますが、いただく質問やメッセージで多いのが、ご主人ががんになった(もしくはその疑いがある)という奥様からだからです。 「主人がどんなことを考えているか分からなく不安だったが、どんな言葉をかけられると嫌で、どんな言葉ならありがたいのか、その参考になりました」 「この先の治療の見通しが経ち、安心しました」 「花木さんの言葉に『大丈夫なんだ』と勇気をいただきました」 そんなお言葉をいただいてきました。 多分男性は女性に比べて、あまりこういうの読まないと思うんですよね。 僕も正直治療中、ブログというものは書きこそすれ、あまり読んできませんでしたから。 でも、妻は片っ端から読んでいました。 そして、僕にいろいろと教えてくれるんですけど、僕はお礼だけ言って、やっぱりあまり読まない(妻よ、今更ながらゴメン)。 「人の力は頼らない!」みたいな意地のような気持ちも、治療前後はどうしても働いてしまいますしね。 ◆ 先日、僕の本を読んでくれた方からこんなコメントをいただきました。 「当時、治療をしていた夫の心境は理解できませんでしたが、この本に触れて少しだけ理解できた気がします。もっと早く出会っておきたかったです」 「そうか!」と思いました。 ブログも書籍も一緒なんだ。 ご主人が咽頭がんになってしまい(もしくはその疑いがあり)、どう接すれば良いかと頭を抱えている奥様たちこそが、この本を今求めている方なんだ。 さらには、育児も並行して行っていかなければならないママたちこそ、最もこうした情報を求めているのかもしれない。 今更ながら、そんな気づきをいただいたわけです。 少し大きく広げて、咽頭がんでなくても、がん全般でもいいかもしれません。 とかく男性はあまり自分を語りたがらないものです。 僕自身も、妻になんでもペチャクチャとは喋りません。 でも、今後治療と向き合う方々のためにと、ブログには思ったことや感じたことを書き続けました。 さらに書籍では、子どもへの手紙形式にして、喜怒哀楽を前面に出し、治療中の出来事や、逆境をいかに家族と乗り越えてきたかをしたためました。 ・妻や子どもたちが普段と変わらず接してくれることに対する喜び。 ・「どうして俺がこんなことに…」というやり場のない怒り。 ・仕事も育児もやらなければならないことが山ほどあるのに、断念しなければならないことに対する哀しみ。 ・食べたいものを食べ、行きたいところに行ける、といった当たり前の楽しみに対するありがたみ。 などなど。 あなたのパートナーも、もしかしたら同じような想いを抱いているかもしれません。 そんな想像のヒントにしていただけたら嬉しく思います。 多分、タイトル『青臭さのすすめ 〜未来の息子たちへの贈り物〜』からは、その辺りが伝わりづらいかなーと思い、今更ながら、ご報告させていただきました。 ちなみに僕は、書籍の中で、妻への感謝を盛んに書いています(もちろん本音です!)。 あなたの寡黙なご主人も、きっと実際は同じ気持ちだと思いますよ。 ◆◆◆ ▼Amazonでの販売はこちらから。 https://amzn.to/2G0Lbe4 ▼第1章までの無料試し読み期間を2019年2月22日(金)まで延長していますので、こちらもよろしければ。 https://writing-coach.jimdo.com/experience-of-stage%E2%85%A3/ (了)
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ちゃっこ(53)
群馬県 / 膵臓がん / ステージ4日記
膵がんだけど……肺塞栓!
わたし緊急入院です? FOLFIRINOX8回目を終え、またもや腫瘍マーカー急上昇。 CTを撮って、昨日画像があがったのですが…… 肺の入口の血管内に血のかたまりが? 主治医先生が目の前で心臓血管内科の先生に電話をかけ、電子カルテを共有して、検討してくださり。 即刻、車椅子を用意されて検査三昧となりました? FOLFIRINOXの都度入院していたこともあり、この病院のお部屋やスタッフをずいぶん知ったベテラン気分でいましたが、まだまだ未知のゾーンがあると知って若干ワクワク?? 反面、今週はおうちにいるよと伝えてしまった子どもらにどう話したものかと考えると、気持ちが沈みました…… 生協さんも大量に届いちゃったのにな…… 結果、右足の静脈がほぼ全部&左足も一部詰まっている、深部下肢血栓症(だったかしら?うろ覚え??)と判明。 要するにエコノミークラス症候群だそうです。 その血栓が肺にとんでの肺塞栓。 肺塞栓といっても血管にかろうじてわずかな隙間があるため、なんの自覚症状もなく、酸素量も全く正常です。 でもその隙間が埋まったら突然の呼吸困難をおこす、という緊迫した状況だそうで、まぁとにかくびっくりしました! 即入院を言い渡され、「でも荷物とりに帰らなきゃ…家の中もそのままだし…子どもら帰ってくるし…お願いですから一旦帰らせて…そぅっと動きますから…」と懇願。 渋々、薬を飲んでから帰る&2時間で戻ってくることを条件に許可をくださいましたが、「もし少しでも苦しく感じたら迷わず救急車呼ぶんですよ!救急車ですよ!動ける状態ではないんですからね!」と心臓の先生にチョー念を押されて、ちょっとビビりました。 帰宅するなり二階と下を駆け足で往復しながら荷作りし、急いでシャワーまでしちゃったのは言うまでもありませんが? 24時間心電図をつけて、朝晩飲み薬を飲むだけの非常に穏やかな入院です。 自覚症状も痛い苦しいもなにひとつなく、でも最短でも一週間だそうです。 通常の心房細動患者さんの倍量の薬を飲むので、出血や副作用を厳重に診ていかねばなんですって。 子どもがいなくて主婦だったら、どんなにか優雅な静養入院になっただろうなぁ~と思ってしまいました。 ただひたすら、子どもらが可哀想でなりません? サークル納会中なのに、ユヅかりんと夜の留守番を頼むとパパから呼び戻された長男。 かりんは「がんばって!」と笑顔で見送ってくれたけれど。 ユヅは幼稚園から帰宅して満面の笑みでまとわりついていたのに、入院の説明中から絵に描いたようにみるみるしょんぼり顔に。下を向いて「ママ、病院行かないで……」と呟きながらふて寝(?)。お昼寝から起きてわたしの姿がなかった瞬間どんな気持ちだったかと思うと、胸がしめつけられます。 でも。 これは死なないための入院。 知らないうちに血栓がとんでポックリが十分にあり得る状態だったそうなので、みつけてもらえて不幸中の幸い。 そう思って淡々と時間の経過を待ちます。 がんそのものがね、血液のバランスや体中のいろいろなバランスを崩してしまうので、こういうことも起こりうるのだそうです。 抗がん剤の副作用も一概に否定はできないけれどでも病気そのものの影響と考えられる、と、外科と心臓どちらの先生からも言われました。 皆さんも、がんの症状とはまたちがう違和感、息ぎれやむくみ等々少しでも感じたら、すぐに病院で伝えてくださいね……
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かんちょい(47)
神奈川県 / 膵臓がん / ステージ4日記
2/17(日)がんノートに出演します
全国的に寒さが増す中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 僕は副作用だか寒さからなのか、連休中はかなり弱ってました....。 さて、私事になりますが、2/17(日)のがんノートに出演させていただくことになりました! 日曜日の午後なのでみなさんご予定のある方が多いと思いますが、現地観覧もフラッと立ち寄る感じで可能です。 放送終了後にはトークセッションなんかもあるようなので、CPの会員さんの中でお越しいただける方がいらっしゃればとても心強いです。 また、入院中の方や遠方の方は生放送配信中にコメントが出来て、その場でご返答できるようなスタンスのようです。 がんノートとは がん経験者のインタビューWEB番組です。病歴、治療のことから、お金や仕事、生活のことまでを、ぶっちゃけインタビューする内容のようです。 司会はあの岸田さんです。 ※詳細は下記サイトをご覧下さい。 【日時】 2/17(日)13:00~14:30 築地の国立がん研究センター中央病院8階 患者サポート研究開発センター 【当日の生放送はこちらから】 https://m.youtube.com/user/gannotejapan 【NPO法人 がんノート】 https://gannote.com/ お時間ある方、是非ご参加いただき盛り上げてくれたらうれしいです!